オーディション写真の正しい貼り方を解説!貼り方の失敗による不合格を防ごう
写真:福井達也

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福井達也

ポートレートや家族写真を中心に撮影活動しているフォトグラファー。バンタンデザイン研究所専門部を卒業後、広告代理店勤務を経て独立。母校で講師も行うなど幅広く活躍されている。

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目次

  1. はじめに
  2. オーディションで募集する写真は大抵2つうちどちらかの提出方法
  3. オーディション写真の貼り方のポイント
  4. オーディション写真を貼れないときは?
  5. オーディション写真の貼り方まとめ

はじめに

「オーディションで提出する写真の貼り方や注意するべきポイントが知りたい」

今回はそんなリクエストに応え、事前に知っておくべき写真の準備についてご紹介します。

オーディションによっては募集する写真タイプについて事前に指示があります。

大抵の場合は「L判サイズの写真」か「10MB以下のデータ」であり、写真の貼り方について説明のあるなしはまちまちです。

特に明確な指示がなく応募者の判断に委ねられているような場合、「大切な写真をテープで貼ってもよいのか?封筒に入れてクリップで止めるほうがよいのか?」と、正解がわからず困っている人もいることでしょう。

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本記事ではそんなオーディションで応募する写真の提出方法や意外と注意が必要な貼り方について解説していきます。

オーディションで募集する写真は大抵2つうちどちらかの提出方法

オーディション写真の正しい貼り方を解説!貼り方の失敗による不合格を防ごう2

オーディションで募集する写真は大抵「L判サイズの写真」か「10MB以下のデータ」のどちらかになります。

ここでは「L判サイズの写真」および「10MB以下のデータ」における写真の提出方法や気を付けるポイントについてご紹介していきます。

1.L判サイズの写真

オーディションの募集で指定されることが多い写真サイズは「L判サイズ」になります。

L判サイズは89×127mmであり、年賀状やポストカードと同様の大きさです。

用紙を購入する場合、身近なショッピングモールや電気屋で簡単に手に入りますし、インターネットからでも購入可能。

もちろん写真スタジオで撮る場合でも簡単に手に入るサイズです。

書類サイズがA4であるため、書類と一緒に郵送する際にA4封筒へ同封しやすいことからL判サイズの写真を指定することが多いようです。

2.10MB以下のデータ

今の時代オーディションは書類だけでなくWeb上でも募集をかけている場合があります。

Web上で応募する場合、必要事項を記載のうえ添付ファイルに写真を貼り付けて送信します。

この時、写真の容量が大きすぎるとサーバーに負担がかかるため、データそのものを送信することができません。

このため写真データを10MB以下と指定することが多く、指定サイズ以下でないと登録できないようになっていることがあります。

画質にこだわりすぎてデータの容量が大きくならないよう気をつけて提出しましょう。

オーディション写真の貼り方のポイント

オーディション写真の正しい貼り方を解説!貼り方の失敗による不合格を防ごう1

ここまでオーディションの写真で指定されやすい用紙サイズやデータ容量についてご紹介しました。

次に、オーディション写真を貼るときにおさえておくべきポイントについてご紹介します。

ポイント1:裏に名前・住所を書く

応募用紙を作成したときにはしっかりとオーディション写真を貼り付けたとしても、相手に届いたときには写真がはがれてしまう可能性があります。

応募用紙は何通も届きますので、あなた以外にも写真のはがれた応募用紙があった場合、写真の特定ができません。

この場合、対策としておすすめなのは写真の裏に名前・住所を書くこと。

もし写真が取れても、写真の裏面に誰のものか特定できる情報が記載されていれば人物を特定することができます。

ちょっとした心遣いですが、選考担当者に対してあなたの印象がよくなることでしょう。

ポイント2:両面テープで貼り付ける

オーディションの写真を提出するときには、相手に届くまでそもそも取れないことが重要。

一般的には写真を貼り付ける際に液体のりをイメージする人も多いと思いますが、実は両面テープのほうが粘着力も高くはがれにくくなります

見た目にもきれいなので液体のりを使わずに両面テープでしっかりと固定した写真を提出するようにしましょう。

オーディション写真を貼れないときは?

オーディション写真の正しい貼り方を解説!貼り方の失敗による不合格を防ごう3

ここまでオーディション写真を貼る際のポイントをご紹介しました。

しかしながら、オーディションによっては写真の指定サイズが大きいなどで、写真を貼るところが無いなんてこともありえます。

ここでは、「写真を貼るところがない」「持ってる写真のサイズが大きい」といった場合の対処法についてご紹介します。

対処法1:履歴書と一緒にクリップではさむ

オーディションの用紙に写真を貼るところがない場合には、履歴書などの応募用紙と一緒にクリップではさむようにしましょう。

写真を貼ることができないため、履歴書とばらけやすくなります

クリップであれば写真も履歴書も傷めることがないので、きれいな状態のままで相手に届けることができるので安心ですよ。

対処法2:小さな封筒やクリアファイルに入れて同封

写真をより確実に保存状態のよいまま送るなら、小さな封筒やクリアファイルに入れて発送するのがおすすめ。

郵送途中で雨に濡れてしまうことも考えられるのでクリアファイルに同封したり、写真を保護する目的で封筒に別途同封するのが良いしょう。

いずれにしても写真をきれいな最高の状態で相手に見てもらうためには丁寧な梱包をするにこしたことはないでしょう。

写真をそのまま封筒に入れるのは避けたほうがいい

もし履歴書と写真をまとめて封筒に入れる場合は、記入した文字のインクが写真に移ってしまい、汚れる可能性があります。

なので写真をそのまま封筒に入れるのは避け、写真は個別の封筒入れてから同封するようにしましょう。

実のところ、これまでご紹介した様々な対処法はすべて常識。

むしろこの程度の配慮が欠けていることで、履歴書を読む前から常識が無い人と思われる場合がありますので注意しましょう。

オーディション写真の貼り方まとめ

今回はオーディション写真の貼り方についてご紹介しました。

  • ・オーディション写真を貼るなら両面テープ
  • ・写真裏面に名前と住所を記載する
  • ・貼れない場合はクリップ留めにするか、クリアファイルや個別の封筒に入れて同封する

たかが写真の貼り方と思いがちですが、場合によっては常識がないというマイナスな印象になる恐れも。

今回紹介したことは、オーディション写真以外にも役立つことなので、ぜひ理解しておきましょう。

あなたのオーディションがうまくいくことを祈っています。

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