合格のオーディション写真はどんなポーズをするべき?プロが解説

目次

  1. はじめに
  2. オーディション写真でポーズをとる目的は?
  3. オーディション写真には2種類のポーズが必要
  4. オーディション写真におすすめする上半身のポーズ
  5. オーディション写真におすすめする下半身のポーズ
  6. ポーズをとるときはカメラの角度が重要
  7. オーディション写真を撮るならプロに任せるべし!
  8. オーディション写真のポーズまとめ

はじめに

こんにちは!
「良い写真撮って、オーディションの合格率を上げたい。ポーズはどうすればいいの?」
今回はそんな悩みを解決していきます。
オーディション写真の良し悪しを決めるポイントの一つはポーズ。
そんなポーズについて、男女別、上半身・下半身それぞれ解説していきます
絶対にオーディションに受かってやる!という方は必見です。

オーディション写真でポーズをとる目的は?

合格のオーディション写真はどんなポーズをするべき?プロが解説1

では、最初にオーディション写真で、ポーズをとる目的からご紹介します。
目的を明確にすることで、「では、どんなポーズがいいのか」「どのポーズが自分を最大限にアピールできるのか」のように、次のステップに進みやすくなるのです。

ポーズの目的1:審査を有利にする

ポーズをとることで、スタイルを良く見せたり、小顔に見せたりすることができるので、審査を有利にできます。
体型に自信のない人は、自信のない部分を、ポージングでごまかし、綺麗に見せることができます。
また体型に自信がある人は、よりスタイルを良く見せて、オーディション写真の中から瞬時に目を惹きつけられる写真になりますよ。

ポーズの目的2:撮影の難易度を下げる

「ポーズをつけない写真」というのが、実はめちゃくちゃ高難度。
撮影する人は、被写体がいかに綺麗に映るかを最重要に考え、様々な角度から撮影します。
被写体の自信のない部分は、ポーズをとることにより、腕や手で隠したり遠近法や錯覚を利用することでごまかせるので、撮影の難易度が下がるのです。

オーディション写真には2種類のポーズが必要

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オーディション写真には、バストアップ写真と全身写真の2種類のポーズが必要になります。
これはほぼ全てのオーディション写真で必要だと言ってもいいでしょう。
バストアップの写真では、顔や雰囲気、目ヂカラなどが見られます。
顔のパーツなどの容姿や顎のラインなどの他にも、あなたの目から感じられるヤル気や真面目さなども審査の対象です。
必ず視線をカメラに向けて、オーディションへの意気込みを目でアピールしましょう。
そして、全身写真では、体型や全身のバランスを見られます。
何頭身か、手足の長さや体のラインなどです。
全身写真では、自分のスタイルにどんなに自信があっても、ポーズをとりましょう。
ここではオーディション写真の全身写真について詳しくご紹介していきます。

オーディション写真におすすめする上半身のポーズ

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まずはオーディション写真におすすめする上半身のポーズについてご紹介いたします。
こちらは男女共通です。

1.手を腰に添える

手を腰に添えると自信がある雰囲気になり、自己肯定感の高さや、何事もポジティブに向き合える人だというアピールになります。
ウエスト部分が手で隠れるので、ウエストを細く見せられるのも特徴。
また通常の腰の位置より少しだけ高めに手を置くと、脚長効果が狙えます

2.前で手を組む

オーディション写真によく見られるポーズ。女性は上品なイメージになり、男性は紳士的に写ります
手を少し高い位置に置くことで、脚長効果が狙えます。
男女とも肘は体からこぶし1個分ぐらい離しましょう。
肘を体にぴったりとくっつけてしまうと、必然的に肩が上がるので、ガチガチに緊張しているように見えてしまいます。

3.手を体側に置く

手を体側に置くと腕の長さやラインが強調されます。
ただ真っ直ぐに置くのではなく、肘を曲げたり、片方の手を顔の横に持ってきたりなど、動きのあるポーズにしましょう。
手をだらんと垂らしただけのポーズでは、猫背に見えてしまい、ヤル気がないように見えてしまいます。
手を体の横に沿って置くと、縦のラインが強調され、体のラインを隠すことができるので、スラっとした印象になります。

オーディション写真におすすめする下半身のポーズ

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オーディション写真におすすめする上半身についておわかりいただけたでしょうか?
次に、オーディション写真におすすめする下半身のポーズをご紹介いたします。
上半身とのバランスを考えて、どのようなポーズが美しく見えるのかを見つけてみましょう

女性におすすめする下半身のポーズ

女性はいかに足を細く長く見せることができるかが重要です。
具体的におすすめポイントをご説明いたします。

1.足をクロスする

足の細さや長さを強調したい場合に、おすすめのポーズです。
モデルさんによく見られるポーズです。
縦のラインが強調されるので、身長が高く見え、スラっとしたイメージになります。
どちらの足を前に出すかを左右で比較して、より綺麗に足が映るようにしましょう。
軸足を踏ん張りすぎて、足に筋肉のスジが出てしまうと女性らしさに欠けてしまいます。
自然に立てるように普段から練習することがポイントです。

2.膝をクロス

膝をクロスするポーズは、アイドルや声優などの可愛らしいイメージをアピールできるポーズです。
女性のウエストラインのように、下半身にキュッとくびれを持たすことで、女性らしい足のラインをつくることができます。
片方の太ももで、もう片方の太ももが隠れるので、足を細く見せることができます。

3.足を重ねる

男女ともにスタイルが良く見えるポーズです。
足が細く見え、自動的に上半身が斜めになるので、ウエストを細く見せることができます。
前に出した方の足のかかとを上げ、足の甲を見せると、足がより長く見えるでしょう。
足の甲の長さも、足の長さに見えてしまう錯覚を利用します。
オーディション写真では、ほとんどの女性が高めのヒールを履いて撮影をします
足を重ねるポーズでは、重心をしっかりとって、姿勢が悪くなったり、力んだ表情にならないように注意しましょう。

男性におすすめする下半身のポーズ

男性は女性のように足を細く見せる必要はありませんが、長く見せることは重要です。
オーディションで募集されているイメージの種類にもよりますが、カメラ写りが良い、舞台映えがする人物には、やはりスタイルの良さが求められます
具体的におすすめのポーズをご説明いたします。

1.足を重ねる

男性の足を重ねるポーズでは、足を長くスリムに見せることができます。
男性は肩幅が広いので、足を重ねてつま先に向かって、ボディラインを細くしていくことで、綺麗な逆三角形になり、スタイル良く見せることができるでしょう。
クールでスタイリッシュなイメージをアピールしたい男性におすすめです。
前に出した足と同じラインの延長線上に腕を垂らすと、腕も長く見えます。

2.自然な立ち姿

男性らしい自然な立ち姿です。
仁王立ちすると威圧感があるので、少し斜めに立ちましょう

ナチュラルで自然体な男性をアピールすることができます。
下半身にあまり動きがないポーズなので、肘を軽く曲げたり、指先をポケットに入れるなど、上半身で動きをつけると自然に映ります。

ポーズをとるときはカメラの角度が重要

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オーディション写真でポーズをとるときは、カメラの角度で大きく印象が変わります。
合否に関わるオーディション写真では、微妙な角度にも配慮することが重要です。
具体的にご説明していきましょう。

角度のポイント1:利き顔が手前にくるように撮る

人間の顔は左右違って当然です。
試しに、顔の真ん中に鏡を縦にあてて、顔半分が顔の全部になるように鏡に映して写真を撮ってみてください。
いつも見ているあなたとは違った顔で映るでしょう。
オーディション写真では、バストアップ写真で顔の良さを見られることも多いです。
よりかっこよく、可愛く映るあなたの利き顔を判断しましょう
利き顔を手前にして撮影することで、あなたの魅力を最大限にアピールしましょう。

角度のポイント2:左右どちらかの骨盤が手前になるようにする

体を真正面にして写真を撮ると、のっぺりとした動きのない写真になってしまいます。
プロのモデルさんは、抜群にスタイルが良いので、自然体な写真を撮ることができますが、それでも表情や角度には細心の注意を払っています。
オーディション写真では、体を斜めにして威圧感や平坦なイメージを与えないように気をつけましょう。
骨盤を斜めにすることで奥行きを持たせると、ウエストが細く見えます。

オーディション写真を撮るならプロに任せるべし!

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オーディション写真を撮影するならプロにお任せすることをおすすめします。
フォトスタジオでは、ヘアメイクさんが在籍していたり、ヘアサロンと提携しているところもあります。
特にポーズや表情に関して、プロの視点で一番綺麗に見える写真を撮影し、相談しながらレタッチを行うことができます
また、オーディション写真に特化したフォトスタジオであれば、オーディション選考に有利なポーズのとり方をアドバイスしてくれます。
コストはかかりますが、あなたの将来を左右する一枚のために、先行投資だとポジティブに考えましょう。
プロと関わることは、写真を撮ってもらえるだけではなく、ポージングやプロのヘアメイクを習得することもできます。

オーディション写真のポーズまとめ

オーディション写真のポーズを紹介しました。
たかがポーズと思わず、自分がどんな印象にしたいの考えてポーズを撮るべきと分かってもらえましたか?

自分ではしっかりポーズを取れていても、客観的に見るとそうでもない写真ができることも度々。
オーディションの通過率を上げるためにも、プロに任せてみませんか