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写真:真早流結実

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真早流結実

プロフィール写真をはじめ、モデル広告撮影や、ミセス関西コレクションオフィシャルカメラマン、愛知県大府市パンフレット専任フォトグラファーとして行政関係の撮影も行うなど幅広く20年近く活躍している。

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目次

  1. はじめに
  2. 宣材写真の背景選びで失敗したら仕事が減る
  3. 宣材写真を撮るのにおすすめの場所は?
  4. 写真スタジオでの背景の選び方
  5. 写真スタジオ以外での背景の選び方
  6. 宣材写真を撮るならプロに任せるべき!
  7. 宣材写真の背景まとめ

はじめに

モデルやタレント、俳優など芸能活動をされている方にとって、宣材写真はとても重要ですよね。

写真の写りが悪いと先方にご自身の魅力が伝わらず、なかなか目に留まりません。

それどころか、きちんとした写真を撮らないような人、つまりやる気のない人だと思われてしまう可能性もあります。

良い写真を撮るために考えなければならないのが”背景”

宣材写真を撮られる皆さんは、身だしなみに気を遣うことが多いため、背景はテキトーなんてこともあります。

そのためあなたを引き立てることができる背景を選べば、必然的に他の人よりも好印象に繋がるチャンスが増えるんです。

今回はそんな宣材写真の背景について詳しく見ていきます。

宣材写真の背景選びで失敗したら仕事が減る

宣材写真の背景って何がいいの?おすすめの背景・撮影場所を紹介5

背景選びを失敗してしまうことで、以下のような問題が起きることがあります。

  • ・背景が派手すぎてあなたが目立たない
  • ・第三者が写り込んでいて常識がないと思われる

背景が派手であなたが目立たないと、クライアントは必然的に他の人に目を向けます。結果あなたの仕事が減ることに。

第三者が写り込んだ写真はそもそも事務所に撮り直しと言われる可能性があります。その写真を使ったところで、「常識が無い。そんな人と仕事するのは…」と見た人に思わせてしまいます。

そのためどんな背景の宣材写真が適切なのか理解することはとても重要です。

宣材写真を撮るのにおすすめの場所は?

宣材写真の背景って何がいいの?おすすめの背景・撮影場所を紹介2

被写体を最大限に目立たせるためには、控えめでいてお顔が明るく写る背景が必須です。

背景を選びやすい撮影にぴったりの場所について、具体的に3つの例をご紹介します。

おすすめの場所1:写真スタジオ

一番のおすすめは写真スタジオ。

写真スタジオは写真を撮るための機材が揃っていますので、当然ながら背景も希望通りにバシッときまります。

さらに写真スタジオでの撮影はプロカメラマンが行うので、狙い通りの写真に仕上げることができます。

おすすめの場所2:屋上

屋上でビルを背景にして撮影するのもおすすめです。

背景との距離が生まれ、ピントがご自身にくるため自然に背景のぼかし効果が生まれます。

またホワイト系の屋上を選ぶと反射光でレフ版の効果が得られますので、お顔が明るく写りますよ。

おすすめの場所3:緑がある場所

屋外で撮影する場合は、自然の緑がある場所をおすすめします。日光が降り注ぐ、開けた公園などが良いですね。

緑の葉と自然光を合わせることで、自然で明るい雰囲気の写真に仕上がります。

写真スタジオでの背景の選び方

宣材写真の背景って何がいいの?おすすめの背景・撮影場所を紹介3

写真スタジオは色々な写真を撮影しますから、希望に合わせられるよう背景を選べる所が多いです。

宣材写真における背景は人物を引き立てるためのものです。

ご自分が目立つための背景選びを心がけましょう。

1.柄は無地が良い

柄がない背景は目立たないので、その分被写体が引き立ちます。

他にもグラデーションくらいでしたら気になりませんが、無地の背景はお顔が目立ちやすいのでおすすめです。

2.色は白やグレーがおすすめ

白やグレーの背景は顔がはっきりと目立ちやすいのでベストです。

同じ白系でもベージュや黄色っぽい色ですと、肌の色がぼやけて見えてしまう可能性があります。

ご自身の肌色に合わせて、美しく際立つ色を選ぶと良いですよ。

赤や青など強い色にすると背景ばかりが目に入り、キツイ印象を与えてしまうので宣材写真にはあまりおすすめできません。

写真スタジオ以外での背景の選び方

宣材写真の背景って何がいいの?おすすめの背景・撮影場所を紹介1

写真スタジオ以外でしたら、自然光の下での撮影が良いでしょう。

肌の色がきれいに写り、自然な仕上がりの写真になります。

自然光の下での背景について、注意点を2つ解説します。

1.人が写らない

公園などでの撮影は、他の人が写らないように注意しましょう。

ご自身が目立たなくなってしまいます。もし写ってしまったら、必ず撮り直しましょう。

2.派手じゃない

屋外での撮影ですと、無地の背景はなかなか難しいと思います。大きく目立つ柄や物を避け、ぼかしを入れると良いでしょう。

また自然光の下では、同じ背景でも時間帯によって色味が変わってきます。

夕方や夜を避け、人物が一番キレイに写る場所と時間帯を探しましょう。

宣材写真を撮るならプロに任せるべき!

宣材写真の背景って何がいいの?おすすめの背景・撮影場所を紹介4

プロのカメラマンは被写体の魅力を最大限に引き出す技術を持っていますので、宣材写真を撮るなら断然プロに頼むことをおすすめします。

お金はかかりますが、その分技術と機材が違いますから写真の仕上がりが抜群に良いものになります。

スタジオでの撮影はもちろんですが、屋外で撮る場合も同様。

あなたが一番魅力的に写る背景を場所と時間から選び出し、ポージングや表情のアドバイスを交えて撮影してくれます。

お仕事で選ばれない宣材写真では、撮る意味がありません。

プロに依頼すれば、魅力的で自信に満ちた宣材写真を撮影してもらることができますよ。

宣材写真の表情は撮影前に練習をしておくと良いですよ。こちらの記事で詳しく解説しております!

宣材・オーディション写真に適した表情は?表情作りの方法を紹介

宣材写真の背景まとめ

宣材写真における背景について、重要性や具体的なおすすめ場所を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

分かりやすくまとめてみましょう。

  • ・写真スタジオなら背景は無地の白かグレー
  • ・屋上は背景のぼかし効果あり。白い床ならレフ版代わりできれいに写る
  • ・屋外なら自然の緑を背景に。余計な物が写らないようにし、時間帯にも気を付ける
  • ・宣材写真はあなたの魅力を最大限に引き出してくれるプロに任せるのが断然おすすめ

写りの良い宣材写真があると、ご自分の自信にも繋がりますよね。

あなた自身が満足できる宣材写真でお仕事に繋げ、ご活躍なさってください。

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