宣材写真でカラコンはあり?なし?撮影ポイントを踏まえて解説

目次

  1. はじめに
  2. カラコンをつけて宣材写真を撮影してもいいの?
  3. カラコンなしで目元を印象的に見せる方法
  4. それでもつけたい、宣材写真でカラコンを装着するときのポイントとは
  5. カラコンありの宣材写真撮影で事前にチェックしておいてほしいこと
  6. 目を引く宣材写真を撮るならスタジオでの撮影
  7. 宣材写真のカラコンまとめ

はじめに

宣材写真を撮る際、写りを良くしたいと思うのは当然のことです。そんな中で、カラコンを付けて撮影に臨んでもいいのかってことは疑問に思いますよね。

結論から言うと、カラコンを付けるのはやめておくべき。

本記事を読めば以下のことがわかります。

  • ・カラコンを付けて撮影しないほうがいいわけ
  • ・カラコンなしで目元の印象を強くする方法
  • ・どうしてもカラコンを付けたい場合の対処法

カラコンの装着はやめておくべきですが、どうしても付けたいという方がどうすればいいかということを解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

カラコンをつけて宣材写真を撮影してもいいの?

宣材写真でカラコンはあり?なし?撮影ポイントを踏まえて解説5

冒頭でもお伝えしたとおり、宣材写真の撮影時にカラコンの着用は基本的にNGです。

宣材写真は、クライアントがその人のありのままの姿を見て起用するのかどうか検討するためのもの。宣材写真と実物との間にギャップがあってはなりません。

カラコンを付けてしまうと、どうしても瞳が大きく見えたり、瞳の色が変わったりしてしまい印象が大きく変わってしまいます。

カラコンを使った宣材写真で起用されたものの、本人を目の前にして「イメージが違う」となっては大問題

さらに言えば、カラコンをしていることでクライアントのイメージから外れてしまっては元も子もないのです。

ギャップを作らないこと、先入観を持たせないこと、両方の面から考えて宣材写真ではカラコンを使うべきではありません。

カラコンなしで目元を印象的に見せる方法

宣材写真でカラコンはあり?なし?撮影ポイントを踏まえて解説2

宣材写真でカラコンがNGな理由は分かったものの、「カラコンがないとインパクトに欠ける」と悩む人も居ることでしょう。

そんな時は、カラコン以外で目元を印象的に見せる方法がおすすめです。

宣材写真のカラコンに関しては、こちらのサイトでも詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。

『宣材写真でカラコンはNG!その理由と使用時の注意点を紹介』

方法1:アイメイクをする

カラコンを使わずに目元を印象的に見せるのに最適なのは、アイメイクをすることです。

アイメイクをすれば、自然と視線は目元に向きやすくなり宣材写真を見たクライアントに印象を残すことができます。

カラコンなしで目元を印象的に見せることを意識して、派手過ぎずインパクトを残すアイメイクに挑戦してみて下さい。

宣材写真のアイメイクについては、以下の記事で詳しく解説しています。

宣材写真のアイメイクはどうする?目ヂカラアップのメイク方法とコツを紹介

方法2:白目を綺麗にする

テレビなどで活躍する目元の印象的な芸能人の特徴として、白目が綺麗なことがあげられます。

赤ちゃんのように青みがかった綺麗な白目であれば、黒目も引き立ちカラコンがなくても目元は印象的に見えるでしょう。

また、白目が綺麗だとそれだけで清潔感や誠実な印象を持たれやすく、宣材写真としてもプラスな要素になること間違い無しです。

白目を綺麗にするには、

  • ・目薬やマッサージで目の充血をとる
  • ・ドライアイ対策をする
  • ・テレビやスマホなどで目を酷使しないようにする

などの方法が挙げられます。

それでもつけたい、宣材写真でカラコンを装着するときのポイントとは

宣材写真でカラコンはあり?なし?撮影ポイントを踏まえて解説4

宣材写真にカラコンが不適切な理由や、カラコンなしでも目元を印象的にする方法を紹介しましたが「どうしてもカラコンを使って宣材写真を撮りたい」という人も少なからずいるでしょう。

どうしても宣材写真でカラコンを使いたい人は、以下の点に注意してカラコンを選ぶのがおすすめです。

宣材写真カラコンの選び方ポイント1:カラコンの色

どうしてもカラコンを使用する場合には黒、または暗いブラウンがおすすめ。

アジア人に青や緑などの瞳の色がマッチしにくいのに対して、黒や暗いブラウンの瞳は自然にマッチしやすく優しい雰囲気の女性として印象的に映ります。

一方で青や緑などの人種の壁を越えたカラコンを使うのは止めておきましょう。

カラコンの印象が強すぎて、他の部分に目がいかなくなってしまう上、クライアントの持つイメージにピッタリはまらない限り多くの場合弾かれてしまう原因になります。

宣材写真カラコンの選び方ポイント2:カラコンの模様

カラコンには模様がついているものが多いですが、模様はなるべくシンプルでフチがないものを選びましょう。

フチのあるカラコンは、写真撮影をした際にフチが際立って爬虫類のような違和感のある瞳に仕上がってしまいます。

ベタ塗りだとそれはそれで不自然なので、自分の黒目をよく観察して黒目の周りにある虹彩と似ている模様を選ぶのがおすすめです。

模様が虹彩に近ければ近い程、自然な仕上がりになります

宣材写真カラコンの選び方ポイント3:カラコンの着色直径

カラコンにはレンズ直径と着色直径というサイズ表記があり、見た目に影響してくるのは着色直径の値です。

この着色直径が大きければ大きい程、黒目部分が大きく見えるカラコンということ。

日本人女性の瞳の大きさは平均で11~12mm程と言われています。

あまり極端に黒目を大きくしてしまうと違和感がでてしまうため、カラコンを選ぶ際には着色直径12~13.8mm程度のアイテムがおすすめです。

また、ジョンソンエンドジョンソンなどが意識調査を行った結果、女性の目が最も綺麗に見える白目と黒目の比率は1:2:1(白目1:黒目2:白目1)の割合という結果が出ました。

この割合に当てはまるように、自分の黒目と白目のサイズを計ってから適した着色直径カラコンを選ぶのも良いでしょう。

カラコンありの宣材写真撮影で事前にチェックしておいてほしいこと

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鏡を見て完璧に見えていても、写真に映ると希望する仕上がりと全く違ったという失敗はよくあることです。

一説によると、鏡を見ている時に視覚から得た情報が、脳内では理想の姿に補正されるのだそう。そこへ、レンズを通したり反転したりした写真に映る自分を見ると、全く違うように見えることがあるそうです。

カラコンをつけて写真撮影をする際、鏡では自然なのに写真に映るとカラコンが異様に存在感を放っているというケースは少なくりません。

宣材写真の撮影でカラコンを使う場合は、カラコンをつけた状態で一度自撮りしてみるのがおすすめです。

カメラに映ってもカラコンに違和感がないか事前に確認しておきましょう

カラコンだけでなくメガネはいいの?とご相談いただきます。宣材写真のメガネについてはこちらの記事をご覧ください。

宣材写真を撮るときメガネをかけてもいい?注意点やメガネの選び方を解説

目を引く宣材写真を撮るならスタジオでの撮影

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カラコンをつけて宣材写真を撮りたいというのは、元を辿れば魅力的な宣材写真に仕上げたいということ。

クライアントに印象を残して今後の活躍に繋げることのできる宣材写真を撮りたいのなら、フォトスタジオに撮影を依頼するのが得策です。

フォトスタジオでは、専用の照明機器や機材を使って鏡で見たような自分の姿を写真に納めることができますし、モデルが一番輝くポージングのアドバイスももらえます

また、「良い写真なんだけどここが残念」というポイントには修正をしてくれることも。

これはプロならではのテクニックです。

今後の活躍を左右する大事な写真ですから、宣材用のセットや背景を使用したり、屋外で雰囲気良く撮影するなどしてワンランク上の仕上がりを目指してみてはいかがでしょうか。

宣材写真のカラコンまとめ

本人とのギャップを生まないことや、クライアントに先入観を抱かせないことが重要な宣材写真において、カラコンは原則NG。

しかし、どうしても使用したい理由がある場合には、フチなしで、デザインや色味の自然なものを選んだり、不自然にならない着色直径のアイテムを選んでみて下さい。

瞳の印象までプロデュースし、今後の活躍を後押ししてくれる宣材写真を撮影しましょう。

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