目次
はじめに
「宣材写真を撮るんだけど、メガネってどうすればいい?普段はメガネなんだけど。」
今回はそんな疑問を解決していきます。
結論から言うと、メガネをかけること自体は問題ありません。しかしメガネをかけて撮影する場合には、注意しないといけないことも増えます。
本記事を読むことで、メガネについて以下のことが分かりますよ。
- ・宣材写真を撮る際メガネで気をつけること
- ・あなたの顔に似合うメガネの選び方
- ・裸眼とメガネで迷ったらどっちがいいのか
メガネをかけている方はぜひ参考にしてくださいね。
宣材写真はメガネをかけて撮っても問題ない
宣材写真を撮る際、「コンタクトで素顔がしっかり見える方が良いのでは?」と思う方も多いでしょう。
しかし、「メガネはNG」というルールはなく実際にメガネを装着して宣材写真を撮影している人も少なくないのです。
お笑い芸人は特にメガネを装着している人が多く、思い当たる人物も多いです。
その他、俳優やモデル・アイドルなどでもメガネキャラとしてインパクトを強めるために宣材写真でメガネを装着している人がいます。
装着の基準としては「似合っているならOK」という他ないでしょう。
メガネを付けた方が自分が魅力的に見えるのであれば、宣材写真にもメガネを装着するべきであると言えます。
宣材写真をメガネで撮るときの注意点
似合うメガネは率先してかけるべきですが、中には避けた方が良いメガネの種類や撮影で注意すべき点があります。
宣材写真でメガネを装着する際には以下の点に注意してみて下さい。
注意点1:色付きのメガネは避けたほうがいい
宣材写真を撮影する際には、サングラスなどの色付きメガネは避けた方が良いでしょう。
クライアントによってはメガネを着用していない人材を探している可能性があります。そんな時、顔立ちを隠してしまう色付きメガネをしてしまうと直ぐに選択肢から外されてしまいます。
メガネは装着していても良いけれど、あくまで「アイテム」として着脱可能を前提にしていることをお忘れなく。
宣材写真で顔が見えないメガネをしていると、メガネ有りきとして固定していることになってしまいます。
ただし、サングラスをキャラの一部として固定して活動していくなら話は別です。
お笑い芸人などでは稀に見かけますが、キャラが固定されることで仕事の幅が狭まることがないか?などよく考える必要があるでしょう。
また、淡い色つきのメガネやブルーライトカットメガネなどは顔色を悪く見せてしまいやすいので避けた方が良いでしょう。
注意点2:レンズに光が反射しないようにする
メガネを装着して宣材写真を撮影する際に、最も注意しなければいけないのがレンズに光が反射しないようにすることです。
メガネに光が反射してしまうと、顔立ちが判断しにくいサングラスを着用しているのと変わりません。
また、宣材写真なのに容姿ではなくメガネにばかり気を取られてしまうため宣材写真としては不適切です。
メガネに光が入らないように撮影するには、撮影する角度や光源の調整などでもコントロール可能です。
それでも光が映ってしまう場合には、レンズを抜いたフチだけのメガネを使って撮影するというテクニックもあります。
注意点3:シンプルなメガネを選ぶ
メガネには様々なデザインがありますが、なるべくシンプルなデザインを選ぶに越した事はありません。
宣材写真を見たクライアントは、「この人なら自分の依頼したい仕事のイメージに合わせてくれるかな?」という点で判断します。
つまり「自分色に染まってくれるのかどうか?」という事が重要。
奇抜なデザインなどで個性をアピールし過ぎると、個性にピッタリな仕事でない限りマッチングされなくなってしまう可能性が高いです。
なるべくシンプルで、何色にでも染まれる自分を演出する方が良いでしょう。
ただし、メガネキャラとしてメガネのイメージを全面的に押し出したいのであれば個性的なメガネをチョイスするのも有りです。なるべくフレームの太さが太いものを選ぶとメガネの存在感が際立ちます。
メガネの種類別!似合う顔の形を紹介
メガネには様々な種類があり、顔型によって似合うメガネの形は変わります。
メガネの形を変えるだけでガラっと印象が変わるということも珍しくありません。
ここでは、メガネの種類別に似合う顔の形を紹介していきます。自分に似合うメガネ探しの参考にしてみてください。
宣材写真におすすめのメガネ1:スクエア
長方形のレンズで縦幅が短めなことが特徴のスクエアタイプ。最もシンプルでメジャーな形のメガネであると言えます。
普段から使っているという人も多く、シンプルなデザインが特徴です。
年齢や性別、また流行などにも捉われないデザインなので、宣材写真にはおすすめのメガネデザインだと言えます。
スクエアメガネが与える印象
スクエアメガネはその角ばったデザインから、「真面目」「クール」「知的」といった印象を与えやすいアイテムです。
また、女性が着用した際には女性教師のイメージから、「色っぽい」というイメージを持たれることもあるようです。
スクエアメガネが似合う顔
横幅が強調されるスクエアメガネは丸顔や面長の方に似合いやすいアイテムです。
特に顔の長さが強調される面長の人は、スクエアメガネを着用することで顔型のバランスが取りやすくなるのでおすすめです。
宣材写真におすすめのメガネ2:ウェリントン
ウェリントンメガネとは、レンズが台形になっていて上の辺が下の辺よりも長いデザインのものを指します。
大きめなレンズが特徴的で、いわゆる「オシャレメガネ」の一つです。
1960年頃からアメリカでファッション要素を持つメガネとして人気を博したことから、ハリウッド俳優などがかけているイメージも強いウェリントンメガネ。
実は、メガネの縦幅が広くブリッジが特徴的なウェリントンメガネは日本人の顔立ちに似合いやすいメガネなのです。
ウェリントンが与える印象
丸みがありつつも台形型でベーシックなメガネを連想させるウェリントンメガネは、「誠実さ」や「優しさ」に加えて「知的」な印象を与えてくれるアイテムです。
特にウェリントンメガネはフレームが太すぎないものが多いため、女性が着用することで小顔に見える効果も期待できます。
近年では、男性が着用しているイメージが強いですが、女性にこそ選んで欲しいメガネの一つです。
ウェリントンが似合う顔
ウェリントンメガネは比較的どんな顔型にでも似合いやすいアイテムです。
丸顔、面長、エラ張り、逆三角、どの顔型でもマッチしやすいのが特徴ですが、唯一似合いにくいのが顔の大きな人です。
縦に幅があり、横幅はやや短めなウェリントンメガネを、顔の大きな人が着用してしまうと返って顔の大きさを強調させてしまうことがあるので注意して選んで下さい。
また、顔が大きくないのにウェリントンメガネが似合わないという人の多くはフレームの太さやサイズが合っていない場合があります。
丸顔や逆三角の場合には、縦幅のやや短めのレンズを使用しているウェリントンメガネを選ぶのがおすすめ。
面長やエラ張りの場合には、フレームの細いデザインのものを選ぶと違和感なくウェリントンメガネがマッチしやすくなります。
宣材写真におすすめのメガネ3:ボストン
サングラスなどにも多いボストンタイプは、丸みのある逆三角形のレンズが特徴です。
自分に似合う形を選び出すのがやや難しいボストンメガネですが、ピッタリハマるデザインが見つかればメリットが多いのがボストンメガネの大きな魅力です。
似合う似合わないが如実に表れるアイテムなので、自分に似合っているのかどうか第三者に確認してもらうと良いでしょう。
ボストンが与える印象
ボストンメガネは、やや個性を感じられるデザインになっています。
知的でありながら穏やかにも見え、似合うデザインが見つかれば印象は自由自在に作り上げることができるでしょう。
中でも特におしゃれさをアピールするのに適しているメガネのデザインです。
ファッション業界などにアピールしたいと考えているなら、ボストンメガネを選ぶのがおすすめだと言えます。
ボストンが似合う顔
ボストンメガネは、面長、エラ張り、逆三角の顔型によく似合います。
面長の場合は、幅の広いボストンメガネを選ぶことで横幅を補正して顔型を整える役目を果たしてくれるでしょう。
エラ張りの場合は、逆三角のボストンメガネをかけることで顔の下半分をシャープに見せてくれます。
逆三角の人は、ボストンメガネがとてもマッチしやすいものの、三角がきつ過ぎると顔型を強調してしまうため、なるべく丸みを帯びたものを選ぶのがおすすめです。
宣材写真におすすめのメガネ4:オーバル
オーバルメガネは、楕円形の横長な丸みを帯びたメガネ。
メジャーで昔から人気が高く、角ばっていない点や大きすぎない点から、子どもの初めてのメガネにも選ばれやすいのが特徴です。
定番アイテムとして長く人気があることから、カラーやフレームデザインの種類も多く自分に合ったっものを選びやすいメガネでもあります。
オーバルが与える印象
オーバルメガネは、丸みを帯びた形状から優しい雰囲気を与えてくれるデザインだと言えます。
「優しい」「親切」「誠実」といった印象をつけたいなら選ぶべきメガネです。
特に女性にはオーバルメガネが似合いやすく、女性特有の柔らかい印象を与えてくれるのでおすすめです。
オーバルが似合う顔
オーバルメガネは角ばった顔立ちの人によく似合うため、エラ張りや逆三角の人におすすめ。
角ばった顔立ちを丸みのあるメガネが柔らかくみせてくれます。
また、強面の顔立ちや目元の印象がキツイことをコンプレックスに感じている人にもオーバルメガネがおすすめです。
キツイ印象を和らげて、優しさや親しみの持てる印象に変えてくれることでしょう。
宣材写真におすすめのメガネ5:リムレス
リムレスとは、メガネのフチが無いタイプのことです。
テンプルとブリッジのみでレンズを支えていることから、ツーポイントメガネと呼ばれることもあります。
フレームがないことで、メガネが顔型に与える影響が少なく、誰にでも似合いやすいことから一時期爆発的大ブームを起こしたデザインです。
メガネが与える影響が最小限に抑えられていることから、今でもビジネスシーンやフォーマルなシーンで人気のメガネデザインだと言えます。
また、自分の好きなレンズの形を選ぶことができるのもリムレスの特徴の一つ。
スクエア、ウェリントン、ボストン、オーバルなど、好きなタイプのメガネをリムレスメガネに変えることも可能なのです。
リムレスが与える印象
リムレスメガネが与える印象は、殆ど無いと言っても良いでしょう。
メガネであることを主張しないタイプなので、素顔の印象が強くなりやすいです。
そういった点では、リムレスメガネなら、メガネをしている自分もメガネをしていない自分も上手くアピールしやすい形状です。
メガネキャラというキャラ付けが薄くなる一方で、素顔の自分をアピールできるメガネだと言えます。
リムレスが似合う顔
リムレスは、自由度の高さからどんな顔立ちにもマッチしやすいメガネです。
これまで紹介したメガネを「より自然に」「より素顔に近く」装着したいとき選ぶメガネとも言っても良いでしょう。
自分の顔型に似合うメガネのレンズを、リムレスに加工するのがおすすめです。
メガネと裸眼迷ったらどっちがいい?
自分に似合うメガネを選んだものの、宣材写真として撮影する際に使うのをまだ悩んでいるという場合には、メガネをとって撮影した方が良いかもしれません。
メガネを装着した宣材写真は、メガネが際立ってしまいどうしてもメガネをかけた姿で定着してしまいがちです。
裸眼の状態でも活躍したいと考えているのなら、メガネを外して撮影するのが良いでしょう。
余裕があるのなら、メガネを装着しているパターンと外しているパターンの写真をそれぞれ撮影するのもおすすめ。
第三者にどちらの方が良いか選んでもらうと、客観的に見て良い宣材写真を選ぶことができます。
また、宣材写真のカラコンについてお悩みの方が多いようです。あり?なし?こちらの記事で解説しています。
宣材写真のメガネまとめ
自分をアピールするのに重要な宣材写真。
メガネがあることでのメリットやデメリットをよくふまえて、撮影スタイルを決めることが重要です。
メガネを装着して撮影するのなら、自分に一番似合うメガネを用意して万全の態勢で撮影に挑んで下さい。
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