目次
はじめに
宣材写真で意外と難しいとされているのが「ポーズ」です。
特に「立ちポーズ」はバストアップの写真と違い、全身に気を使わなければなりません。
宣材写真を見る顧客は、写真から手足の長さや、首の長さ、体のラインや何頭身なのかというスタイルを把握します。
少しでもスタイルが良く映るようなポーズを研究し、実践できるようにしましょう。
宣材写真のポーズについて知りたいあなたは必見の記事です。
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宣材写真の撮影ではポーズが重要
ではなぜ宣材写真でポーズが重要になるのでしょうか?
それはポーズによって印象を変えることができるからです。
顧客は年齢や名前、経歴などのプロフィールと共に宣材写真からもあなたを判断します。
全身写真のポーズによって、全身をまとう雰囲気や表現力などが伝わるのです。
プロフィールの詳細やバストアップの写真では、いまいち魅力を感じなかったけど、全身写真のそのポーズから、聡明で圧倒されるものを感じたということもあるかもしれません。
それほど宣材写真のポーズは重要なのです。
男女別!宣材写真の撮影におすすめのポーズ
では、具体的に宣材写真の撮影におすすめのポーズをご説明していきます。
今回は男女別に紹介いたします。
ぜひ参考にして、一度自宅でも全身鏡の前でポーズをとって練習してみてください。
宣材写真でおすすめのポーズに関しては、こちらのサイトでも詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
『仕事のオファーが増える!宣材写真でおすすめのポーズを解説します』
女性の宣材写真におすすめする上半身のポーズ
まずは上半身からご説明していきます。
上半身では主に手や腕を使って、スタイルを良く見せたり、動きのあるポーズにすることができます。
具体的にご紹介していきましょう。
1.手を腰に置く
手を腰に置くことで、自信があるように見せることができます。
同時に胸を張ることも忘れずに。
またウエストを細く見せることもできます。
さらに、本当の腰の位置より少しだけ高い位置に手を置くことで、足長効果が狙えます。
その際に、指をピンっと伸ばしたままにしていると、緊張が指に出てしまって、自信があるように見えません。
腰に当てた手の指は、自然に曲げておきましょう。
2.お腹の前で手を組む
お腹の前で手を組むポーズは、宣材写真によく見られるポーズです。
女性らしく上品な印象に写ります。
手を腰に置くポーズと同様に、ウエストを細く見せ、手を少しだけ高い位置に置くと足長効果が狙えます。
肘を横に張り出しすぎると、肩幅ががっちりとして女性らしいイメージからかけ離れてしまいます。
またガチガチに緊張しているように見えてしまいます。
逆に肘を体にぴったりとくっつけてしまうと、貧相な印象に見えてしまいます。
女性の肘の細さをアピールできるポーズでもあるので、肘と体の間にこぶし1個分ほど空けましょう。
そして手は優しく重ね、指の長さや細さをアピールします。
女性の宣材写真におすすめする足元のポーズ
宣材写真の足元は、いかに長く綺麗に見せるかがポイントになります。
細く見せようとして力が入ってしまうと、筋肉質な足になってしまい、女性らしさが感じられません。
自然にポーズをとっているように見せつつ、左右のバランス良く、スマートに映ることを心がけましょう。
具体的にご説明していきます。
1.足をクロスする
モデルさんの宣材写真によく見られる、足をクロスさせるポーズです。
足の太ももあたりからクロスさせ、つま先に向かってだんだん細くなるシルエットになることで、足を細く長く見せることができます。
足の甲やつま先までを、足の長さに含むシルエットに見えるので、足長効果が一番高いともいえるでしょう。
スタイルに自信があるモデルさんが、多用するのにも納得がいきますね。
2.膝を重ねる
片膝を曲げて、反対の軸足の膝に重ねるポーズです。
このポーズは可愛らしい印象になるので、アイドルや声優さんなどを目指す人におすすめです。
ウエストがキュッとくびれていると、スタイルが良く見えるのと同じ効果で、膝部分をキュッとさせることで、細い足に見せることができます。
3.正面から見て足を重ねる
正面から足を前後に重ねるポーズは、男女問わずおすすめのポーズです。
足首が重なって見えることで、足を細く見せる効果があります。
前に出した足のつま先だけを地面につき、かかとを浮かせると、さらに足長効果が狙えます。
足を重ねることで、自動的上半身が斜めになるので、ウエストを細く見せることもできるでしょう。
ポーズ以外の「オーディション用全身写真」のポイントはこちらの記事でもう少しだけ解説しております。あわせてご覧ください!
宣材・オーディション写真で失敗しない全身写真の撮り方を紹介!
男性の宣材写真におすすめな上半身のポーズ
宣材写真で男性は、シンプルな写真が好まれます。
女性のようにウエストを細く見せたり、足のラインを綺麗に見せる必要もありません。
しかし、シンプルと「何もしない」のは違います。
シンプルに見せつつ、男性らしさやカッコよさをアピールするには、どうすればよいのでしょう。
具体的にご説明していきます。
1.腕を垂らす
男性は女性に比べて腕が長いので、腕を自然に垂らすポーズでも素敵に映ります。
しかし、ただ垂らすだけでは、猫背に見えたり、だらしない印象ややる気のない印象に写ってしまいます。
また足元はばっちりポーズをとっているのに、腕は垂らしたままでは、上半身と下半身のバランスが良くありません。
片方の腕をまっすぐ垂らして、片方は肘を少し曲げるなど、動きのあるポーズににしましょう。
2.お腹あたりで手を組む
お腹あたりで手を組むポーズは、男性の宣材写真にも良く見られるポーズです。
紳士的で落ち着いた品のある男性という印象を持たれます。
肘を少し広めにとり、肩幅の広さを強調すると、より男らしい印象になります。
服装がスーツのときは、片方の手でジャケットのお腹あたりをつかみ、片方の手は自然におろしたポーズも、宣材写真によく見られるポーズです。
男性の宣材写真におすすめな足元のポーズ
男性は足の細さをアピールする必要はありませんが、足を長く見せるポーズは必要です。
足をそろえて「気を付け」のように立つポーズではなく、足を開き、男らしく立つポーズの方が自然に映るでしょう。
では具体的にご紹介します。
1.正面から見て足を重ねる
正面から見て、足を重ねるポーズは男女ともにおすすめです。
特に男性は肩幅が広いので、シルエットが逆三角形に写り、スタイル良く映ります。
足首に向かって細く見えるので、スタイリッシュで洗練された男性のイメージになるでしょう。
ミュージシャンや俳優さんの宣材写真に多いポーズです。
2.自然な立ち姿
両足を開き、少し斜めに構えた自然な立ち姿のポーズです。
手を軽くポケットに入れると、腕がだらんと垂れないので、自然に映ります。
ナチュラルなイメージや自然体をアピールするのに適したポーズです。
首を少しかしげたり、横にひねって顎のラインを見せると、動きが出るので良い写真になるでしょう。
ポーズ以外の「オーディション用全身写真」のポイントはこちらの記事でもう少しだけ解説しております。あわせてご覧ください!
宣材・オーディション写真で失敗しない全身写真の撮り方を紹介!
ポージングに自信が無いならプロに任せるべき!
昨今のカメラはスペックが良く、素人でも綺麗に見せる写真を撮ることが可能です。
また若い人は自撮りに慣れているので、自分が素敵に映る顔の角度を認識していると思います。
しかし、全身のポーズとなると、なかなか良い写真が撮れません。
胸をはりすぎたり、どうしても猫背になってしまったり…
ポージングに対して自信がない、良い写真が撮れないのであれば、やはりプロにお任せすることをおすすめします。
プロであれば、足が細く長く見えるポーズや、姿勢1つとっても、良い写真が撮れるポーズを客観的にアドバイスしてもらうことが可能です。
少々お金はかかりますが、宣材写真は季節やトレンドを問わないベーシックな写真を撮るので、使いまわしができます。
一度プロにお願いしてみることをおすすめします。
スタジオインディでも宣材写真を撮影することができます。
もちろん、一人ひとりに合わせたポージングの指導も行いますよ。
『スタジオインディ』 の在籍カメラマンは全員プロ!中にはあの人気女優やモデルさんの撮影をしている方もいらっしゃいます。
豊富な知識と経験から、業界が求める視点で宣材写真やオーディション写真を撮影します。撮影が初めての方でも大丈夫!ポージングや表情のアドバイスもさせていただきますので、安心してお任せください!
宣材写真におすすめのポーズまとめ
記事のポイントをまとめます。
- ・宣材写真でのポーズは印象を変えるために重要
- ・女性の宣材写真のポーズは足を細く長く見せ、女性らしく
- ・男性の宣材写真のポーズは足を長く、シンプルに男らしく
- ・宣材写真のポージングはプロにお任せするのもおすすめ
宣材写真は一定期間使いまわすことや、あくまでもビジネスにつながる写真だということを考え、派手に目立つものや奇をてらったものは避けましょう。
あなたというリアルな人間像をアピールするための写真です。
今回の記事を参考にして、宣材写真で、自分がどのポーズであれば好印象であるかを熟知してみましょう。
宣材・オーディション写真といえばスタジオインディ