はじめに
芸能活動をスタートする上で、オーディションを受けることは避けて通れません。
オーディションを通過してお仕事に繋げるには、まずは第一難関である書類審査の突破が必須ですよね。
そこで重要となってくるのが、書類と一緒に審査の対象となるオーディション写真。
審査員は写真から、あなたが「どのような人材なのか」、「イメージと合うか」を見た目と雰囲気で判断します。
写真の第一印象で目に留まらないと、プロフィールを見てもらえない可能性も出てきます。
ですからオーディション写真は、パッと見てあなたの容姿やスタイルが分かる写真が絶対条件なのです。
今回はオーディション写真においてご自身の魅力をアピールするために重要な背景について、プロの目線で具体的に解説していきます。
オーディション写真の背景が白と青から選べるのは『スタジオインディ』
目次
オーディション写真の背景はシンプルが鉄則!
オーディション写真において最も重要なことは、被写体であるあなた自身が存分に目立つこと。被写体が目立つことで初めて、あなたの魅力をアピールできます。
衣装やヘアメイクはもちろん、背景もあなたを目立たせるための役割を担うのだということをまず念頭に置いてください。
背景はとにかく引き立て役。背景が目立ってしまっては、オーディション写真の本来の目的から外れてしまいます。
またオーディションには、あなたが写っている写真をただ送ればいいというものではありません。
審査員は募集する要項に適した人材を探しているので、応募のマナーがなっていないために写真から適任者かどうか判断できないようでは、目に留めてもらえず真っ先に不合格となってしまうのです。
個性をアピールすることは大事ですが、背景を個性的にすることでオーディションの書類審査で不合格になってしまっては意味がありません。
シンプルな背景にすることであなた自身が引き立ち、写真を見る審査員に魅力が伝わるのです。
即不合格!オーディション写真の背景でNGな例
ではオーディション写真に向かない背景とは、どのようなものなのでしょうか。
被写体の引き立て役としてNGな背景について、具体的な例を挙げて見ていきましょう。
NGな例1:色や柄が派手
赤や緑などカラフルな色の背景や、大きな花など目立つ柄の背景は、そちらばかりが目立ってしまい肝心の被写体が霞んでしまいます。
目立つべきはあくまで被写体ですので、絶対に止めましょう。
NGな例2:第三者が写っている
いくら写りの良い写真が手元にあるからといって、複数人で写っているものを「右から2番目が私です」などと提出するのはやめましょう。
写真に写るあなたが目立つ目立たない以前の問題になります。
応募のマナーを分かっていない人として、やる気や常識を疑われてしまうこともありますので、問答無用でNGです。
NGな例3:逆光・影で暗い
被写体が影っていては、写りが悪くなって印象が良くないので避けるべきです。
また、オーディション写真は容姿を見てもらうためのものですから、表情や肌感が分からないのでは、その役割を果たしていません。
自然光の下では方角や時間帯を意識して、お顔が明るく写るよう心がけましょう。
オーディション写真におすすめの背景とは?
今度はオーディション写真に最適な背景を見ていきましょう。
基本はシンプルな背景です。具体的な屋内外のおすすめスポットをご紹介します。
スタジオで撮影するなら白無地がおすすめ
一番のおすすめはスタジオで撮影することです。
スタジオには写真を撮るために最適な機材が整っており、プロのカメラマンが撮るので間違いありません。
背景は、断然白無地がおすすめです。被写体を明るく見せてくれますし、背景が地味な分被写体が目立ちやすいです。
自然に美しく引き立つ、仕上がりの良い写真になりますよ。
『スタジオインディ』 の在籍カメラマンは全員プロ!中にはあの人気女優やモデルさんの撮影をしている方もいらっしゃいます。
豊富な知識と経験から、業界が求める視点で宣材写真やオーディション写真を撮影します。撮影が初めての方でも大丈夫!ポージングや表情のアドバイスもさせていただきますので、安心してお任せください!
スタジオ以外で撮るのにおすすめの背景は?
自然光の下での撮影は自然な仕上がりになりますので、こちらもおすすめです。
ただしスタジオと違って機材が限られますので、背景選びがとても重要となります。
おすすめの背景1:建物の壁
建物の壁は平面で大きな模様がありませんので、白に近いものを選べば良い背景になります。柄が目立たないものにするとより良いです。
足場が明るい場所を選びますと、レフ版の効果を得られるのでお顔が明るく写りますよ。
おすすめの背景2:家のカーテン
シンプルな色や柄のカーテンでしたら、背景として使えます。
ただし水玉模様など主張の強い柄のカーテンは背景ばかりが目立ってしまうので、避けた方が良いです。
またカーテンは窓際に取り付けてありますから、背景にすると外からの光が入り逆光になる可能性があります。
部屋を明るくし、直射日光の当たらない時間帯を選んで撮影しましょう。
おすすめの背景3:ドアの前
ドアは模様がなくシンプルな見た目のものが多いので、おすすめです。
白やオフホワイトのドアですと、背景としてより被写体を引き立ててくれます。
オーディション写真の背景まとめ
オーディション写真における背景の重要性と具体的なおすすめの背景をプロ目線で解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
まとめますと、
- ・背景は引き立て役!できるだけシンプルに
- ・派手な背景、他人が写った写真、逆光を避ける
- ・スタジオは白無地、それ以外は壁・カーテン・ドアなどシンプルな背景を
となります。
オーディション写真においてシンプルな背景は絶対条件です。背景を目立たないものに変えるだけで、あなたの魅力がぐっと引き立ちます。
ご自身でも満足のいく素敵なオーディション写真で、是非お仕事を勝ち取ってください。
宣材・オーディション写真といえばスタジオインディ