宣材写真でOKな加工とNGな加工の違いは?プロカメラマンが詳しく解説
写真:真早流結実

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真早流結実

プロフィール写真をはじめ、モデル広告撮影や、ミセス関西コレクションオフィシャルカメラマン、愛知県大府市パンフレット専任フォトグラファーとして行政関係の撮影も行うなど幅広く20年近く活躍している。

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はじめに

みなさんこんにちは!スタジオインディの加藤です。

宣材写真は、少しでも外見をよく仕上げたいですよね。そのために、宣材写真に「加工」を施したいと思っている方もいると思います。

しかし、「加工しすぎると逆効果?」と悩む方もいるでしょう。

そこで今回は、宣材写真における加工のメリット・デメリットや具体的な方法についてを詳しく紹介していきます!

これから宣材写真を撮影予定の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事でわかること

  • 宣材写真を加工する時のメリット・デメリット
  • 宣材写真加工のOK例とその理由、NG例とその理由
  • 宣材写真をプロに撮影・加工してもらう利点

そもそも宣材写真は加工してもいいの?

宣材写真でOKな加工とNGな加工の違いは?プロカメラマンが詳しく解説(4)

クライアントに提出したり、HPやメディアに掲載されたりと、多くの人の目に触れる機会の多い宣材写真ですが、そもそも加工をしてもいいのでしょうか?

結論から言うと、宣材写真は加工しても、加工しなくてもOKです。

実際に、メイクや髪型などの身だしなみやポージングにこだわるだけでも、十分クオリティの高い宣材写真を撮ることができます。

中には、あえて加工を施さず、素の自分をアピールする方もいらっしゃいますよ。

ただし、適切な加工を施すことで、その人の良さをより一層引き出すことも可能です。

自分が演出したい雰囲気に合わせて、加工の有無や度合いを決めてみると良いでしょう。

宣材写真を加工するメリット・デメリットを把握しておこう

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宣材写真の加工にはメリット・デメリットがあります。

メリット

  • 肌や歯、髪をよりきれいに見せて清潔感のある仕上がりにできる
  • 顔の左右差などを目立たなくできる
  • 表現したいセルフイメージにより近づけることができる

デメリット

  • 過度に修正してしまうとその人の良さが伝わらず逆効果
  • 写真と本人のギャップが大きいとクレームに繋がる可能性がある

「長所をより魅力的に見せ、短所を目立たなくすることができる」のが加工の大きな利点です。

肌を健康的に見せる、髪の乱れを整えるといった加工は、その人の魅力を引き上げる一助になります。

一方で欠点として挙げられるのは、「加工にこだわりすぎるとばれてしまう」という点です。

また、宣材写真は「売り込み」が主な目的であるため、写真と本人のギャップが大きいと、クライアントの目を欺くことになり、印象が良くないでしょう。

プロカメラマンが教える!宣材写真のOK加工とNG加工

宣材写真でOKな加工とNGな加工の違いは?プロカメラマンが詳しく解説(3)

ここからは、宣材写真に施しても良い加工と、避けたほうが良い加工について詳しく解説します。

宣材写真でOKな加工とNGな加工の違いは?プロカメラマンが詳しく解説(5)

OKな加工例

  • 一時的な肌荒れやクマ
  • 小じわを目立たなくさせる
  • 歯を白くする
  • 眉毛や口角などの左右差
宣材写真でOKな加工とNGな加工の違いは?プロカメラマンが詳しく解説(1)

NGな加工

  • 目の大きさや鼻の高さを変える加工
  • 輪郭を細くする加工
  • ウエストを細くする、脚を伸ばすなど著しく体型を変える加工
  • ほくろや加齢によるしわを「消す」加工

宣材写真において、本人のイメージを大きく変えない程度の加工であればOKです。

一時的な肌荒れやシワ、顔の左右差を加工することで、自然かつ整った印象を相手に与えることができますよ。

OK加工とNG加工を参考にし、あくまでも自然な範囲で宣材写真を加工することをおすすめします。

自撮りアプリを使った加工はおすすめしない

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宣材写真は自分を売り込むための名刺代わりになるような、大切な勝負の写真です。そのため、自撮りアプリを使って「自己流の加工」をすることはおすすめできません。

自撮りアプリでの加工をおすすめしない理由

  • 誰もが使っているアプリは加工がばれやすい
  • 無料版のアプリは、写真を加工すると画質が劣化してしまう
  • ついつい過度な加工をしてしまいがち

スタジオインディで行う加工は、第三者の目線から適度に加工を施します。

気になるところはしっかりと修正しつつも、ナチュラルな宣材写真を手に入れることができますよ。

スタジオインディはカメラマンに相談しながらレタッチをしてもらえる!

宣材写真でOKな加工とNGな加工の違いは?プロカメラマンが詳しく解説(2)

スタジオインディであれば、カメラマンに相談しながら気になる点を加工してもらえます。

加工は「カメラマンにお任せ」のスタジオも多い中で、自分自身が気になるところを直接伝えられるのは魅力ですよね。

スタジオインディのプロのカメラマンによって、自然かつ好印象を与える加工をしてもらえますよ。

もちろん、過度な加工は行わないため、本人の良さを引き出した宣材写真を受け取りたい方はぜひご来店ください。

まとめ

この記事で解説してきたこと

  • 宣材写真は自然な範囲であれば加工しても良い
  • 具体的には肌荒れやシワ、顔の左右左などの加工がOK
  • 目やボディラインを変える加工はNG
  • 宣材写真はカメラマンに直接要望を伝えられるスタジオがおすすめ!

宣材写真は、気になる部分を目立たなくさせたり、体の傾きを調整したりといった加工をすることで、より一層その人の魅力を引き出すことができますよ。

宣材写真の撮影・加工は、撮影実績が豊富なプロのカメラマンに相談できるスタジオインディで撮影してみることをおすすめします!