【男女別】仕事が舞い込む宣材写真のポーズ例をインディスタッフが紹介
写真:福井達也

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福井達也

ポートレートや家族写真を中心に撮影活動しているフォトグラファー。バンタンデザイン研究所専門部を卒業後、広告代理店勤務を経て独立。母校で講師も行うなど幅広く活躍されている。

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はじめに

みなさんこんにちは!

スタジオインディの中村です。

今月もスタジオインディには宣材写真を撮影しにたくさんの方が足を運んでくれています。

宣材写真は次の仕事を獲得するための重要な資料なので、みなさん髪型やメイク、服装にこだわって撮影されています。

ですが、宣材写真においては「ポーズ」も大切だという事を知っていますか?

宣材写真は証明写真とは違い、自分の個性やキャラクターを伝える一つの表現の場ですよね。

宣材写真の印象がよければ、仕事のオファーを獲得できるという事も少なくありません。

とはいっても、カメラの前でいきなりうまくポージングをするのは難しいですよね。

そこで、この記事では以下の内容について解説していきます!

この記事でわかること

  • 宣材写真の撮影におけるポージングのポイント
  • 《女性編》宣材写真におすすめのポーズ
  • 《男性編》宣材写真におすすめのポーズ

自然体で、好印象な宣材写真が撮影できるようぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

宣材写真の撮影におけるポージングのポイント

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宣材写真の撮影におけるポージングのポイントを以下にまとめました。

Check!

  • 表情やスタイルが分かるように撮影する
  • 業界に合わせる
  • どんな印象を与えたいかを意識する

宣材写真は、その人の雰囲気だけでなく外見をアピールする材料にもなるので、スタイルが分かるようなポージングが必要です。

また、宣材写真は業界ごとに、抑えるべきポイントが異なります。

たとえば、俳優や声優志望なら、自身の個性はなるべく抑えて、担当者が考える役のイメージを想起させられるような写真でなくてはいけません。

ポーズ一つで印象は大きく変わるため、事前にコンセプトを明確にして撮影に臨むのがおすすめです。

《女性編》宣材写真におすすめのポーズ

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では、ここからは女性の宣材写真におすすめのポーズを実際に紹介していきます。

「上半身」と「全身」それぞれに解説していくので参考にしてみてください。

上半身の宣材写真におすすめのポーズ例

正面

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正面の宣材写真を撮る場合は、背筋をまっすぐ伸ばし肩の力を抜きましょう。

この時、肩の高さに左右差がないかよく確認してください。

目線はカメラを見上げたり、見下げたりせず水平に見ます。

バストアップで真正面から撮影した宣材写真は、顔の作りや表情が細部までしっかり伝わり、資料として分かりやすい1枚となるでしょう。

斜め

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斜めに立って宣材写真を撮ることで顔に自然な陰影ができ、立体感が生まれます。

顔に凹凸が少なく、平板に見えてしまいがちな方におすすめです。また、上半身も絞られスタイルアップも叶うでしょう。

上品なイメージの宣材写真を撮影したい方にも適しています。

顔に手を添えて首を少し傾ける顔に手を添えて首を少し傾ける

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顔に手を添えるポーズもおすすめです。手を顔に添えることで動きが生まれ、目を惹く1枚になりますよ。

また、首を軽く傾けることで、リラックスした自然な表情を作り、柔らかい印象を与えることができます。

全身の宣材写真におすすめのポーズ例

足をクロス

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全身の宣材写真におすすめのポーズが足をクロスさせる立ち姿です。

片方の足を軸にして、もう一方の足を前に重ねて立ちましょう。

両足を揃えて立つよりも、足が細く長く見え、頭身バランスも整うため、モデル志望の方におすすめと言えるでしょう。

膝を重ねる

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膝を重ねるのも宣材写真ではおすすめです。片膝を曲げて、もう一方の足の膝に重ね合わせましょう。

スタイルの良さよりも、女性らしさや可愛らしさを演出するポーズです。

この時上半身がぐにゃっとなってしまわないよう、体幹を引き締めて立つのがポイントです。

腰に手を当てる

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全身の宣材写真では、腰に手を当てるポーズもおすすめです。

腰よりもやや高い位置に手を置くことで、腰の位置が高くなり足を長く見せる効果がありますよ。

細いウエストを強調するなら、クロスポーズで前に出した足と同じ側の手を腰に当てましょう。

逆に、前に出した足と逆の手なら、全身にひねりが生まれスリムな印象を与えます。

S字ポーズ

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S字ポーズも宣材写真でおすすめのポーズです。

片足を軸にして立ち、もう一方の足を地面に触れる程度におくことで、S字のような曲線が生まれ、女性らしさを表現することができます。

クロスポーズと違うのは、前の足はあくまで地面に触れる程度にすることです。

ほぼ片足で立っているような状態ですので、体幹を強く意識しましょう。

《男性編》宣材写真におすすめのポーズ

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つづいて、ここからは男性の宣材写真におすすめのポーズを実際にご紹介していきましょう。

女性同様「上半身」と「全身」それぞれに解説していくので参考にしてみてください。

上半身の宣材写真におすすめのポーズ例

正面

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男性の上半身の宣材写真におすすめのポーズは正面を向いたものです。

正面から両肩が見え、顔とデコルテのバランスが分かるのが理想です。

肩の力を抜き、胸を張れば堂々とした印象を与えます。

ただし胸を張って顎が上がってしまうと偉そうな雰囲気になってしまうので、顎は程よく引き、カメラをまっすぐ見つめましょう。

斜め

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斜めのポーズも宣材写真ではおすすめです。

カメラレンズと目の高さの合う位置で、体を20〜30度程度横にひねります。斜めに立つことで、胸筋や肩幅などが強調されるので、男性らしいたくましさや力強さを表現することができますよ。

手を添える

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手を添えるのも宣材写真ではおすすめのポーズです。

このポーズは知的で落ち着いた印象を見る人に与えるでしょう。耳に近い部分だと、少し女性っぽくなってしまうので、口に近い部分に軽く触れましょう。

顔周りに手が添えてあると、動きが出てたくさんの宣材写真の中でも目を惹く1枚になりますよ。

全身の宣材写真におすすめのポーズ例

足を左右に開いて片足重心

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全身の宣材写真でおすすめなのが、足を左右に開き、片足に重心をかけて立つスタイルです。

両足を開いただけだと、仁王立ちのようになり偉そうな印象を与えてしまいますが、片足に重心をかければ抜け感が出てスタイリッシュな雰囲気になりますよ。

ただ、くだけすぎて猫背になってしまうと印象が良くないので、天井から真っすぐに吊り下げられているようなイメージで、体幹を意識して撮影しましょう。

足を前後に開いて後ろ足重心、膝は少し曲げる

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足を前後に開いて立つスタイルも、全身の宣材写真ではおすすめです。

この時、後ろ足に重心をかけることでカジュアルでこなれた雰囲気になりますよ。

また、後ろ足重心にすると小顔や足長効果も期待できますね。

ただ、このポーズも崩しすぎると、だらけた印象になってしまうため、体幹のラインはまっすぐに保つことが重要です。

足をクロス

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足を重ねるクロスポーズは男性にもおすすめです。

肩幅が広い男性はこのポーズを取ることで、スタイリッシュな逆三角形のシルエットを生み出すことができます。

手を軽くポケットに入れると、腕がだらんと垂れず引きしまった宣材写真に仕上がります。

手を添える

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手を添えるポーズもおすすめです。

このポーズなら、アンニュイで色気のある雰囲気を与えることができますよ。

また、手を上にあげることで、上腕二頭筋が強調され男っぽい宣材写真になります。

首を少し斜め下に傾けながら首に触れ、上目づかいでカメラを見れば、セクシーな雰囲気で、見る人を惹きつけることができるでしょう。

S字ポーズ

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S字ポーズは男性の方にもおすすめです。

体の曲線のラインを意識したポーズなので、柔和な印象の宣材写真になりますよ。

片足に重心をおき、もう片方は浮かせられるくらい軽く地面に触れる程度に置きましょう。

ただし、S字を意識するあまり、腰を突き出しすぎたりすると不自然な印象になってしまいます。

しっかりと軸足に体重を乗せて、上から糸で引っ張られているようにまっすぐ立ちましょう。

スタジオインディならプロからポージングのアドバイスを受けられる!

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ここまで様々なポーズのご紹介をしてきましたが、「やっぱりうまくポーズを取る自信がないなぁ」という方は、プロからポージングのアドバイスを受けられるスタジオインディがおすすめです!

宣材写真では、「自分が思う写りの良さ」と、「第三者から見て魅力的かどうか」をしっかり分けて考える必要があります。

スタジオインディではこれまで多数の宣材写真を撮影してきたため、業界や希望する仕事に適したポージングや表情づくりをプロの目線でアドバイスをすることが可能です。

また、ポージングだけでなく、スタジオにはプロのヘアメイクスタッフが常駐しているため、プロ仕様のメイクや服装のスタイリングまでサポートしてくれますよ。

次の仕事につながる高品質な宣材写真を撮りたい方は、ぜひスタジオインディを検討してみてくださいね。

まとめ

この記事で解説してきたこと

  • 宣材写真の撮影におけるポージングのポイントは業界に合わせること
  • 《女性編》宣材写真におすすめのポーズはクロスポーズなど
  • 《男性編》宣材写真におすすめのポーズは首に手を添えるなど

いかがでしたか?

宣材写真は、素敵なメイクをして衣装を着ても、棒立ちだと台無しですよね。

ぜひ、ご自身の希望するお仕事に応じて、好印象なポージングでカメラの前に立ってみてくださいね。