目次
- はじめに
- 役者が宣材写真を撮る目的とは?
- 役者が宣材写真で与えるべき印象
- 【女性編】役者におすすめの身だしなみ
- 【男性編】役者におすすめの身だしなみ
- 役者が宣材写真を撮るときのポイント
- 役者は宣材写真を撮るならプロに任せよう!
- 役者の宣材写真の撮り方まとめ
はじめに
「今度宣材写真を撮らないといけないんだけど、どんな写真撮ればいいかな。」
今回は、役者のあなたのためにそんな疑問を解決していきます。
本記事の内容は以下の通り。
- ・役者が宣材写真を撮る目的を再確認
- ・役者は宣材写真でどんな印象を持ってもらうのがいいか
- ・役者の宣材写真におすすめの身だしなみを紹介
宣材写真を見てもらう機会が多くなった現代。良い宣材写真を撮ることで仕事が増えることも以前に比べてかなり多くなっています。
これからベストな1枚を撮影して、今後に繋げていきたいという方はぜひ最後までご覧ください。
役者が宣材写真を撮る目的とは?
役者が宣材写真を撮る目的は主に3つ。詳しく見ていきましょう。
目的1:SNSやHPで利用
Twitterやインスタのアイコンとして利用することや、所属事務所のHPに使われることが多いです。
特にSNSのアイコンは、見られる機会が多く、好印象に繋がる写真を使えば仕事の関係者の目に止まることがあるかも。
アイコンを見てあなたの顔がしっかり分かること、SNSのアイコンにしてしっくりくる構図にすることがとても重要です。
目的2:ポスターなどの広告に使用
出演するイベントのポスターにあなたの宣材写真が貼られるかもしれません。
ポスターは街中に貼られることもあり、あなたのことを全く知らない人に見てもらうチャンス。またイベントの集客にも直結します。
カッコいい、可愛い写真を撮るだけで、興味を持たれることもあるので、できるだけ見た目が良くなる写真を撮りたいですね。
目的3:雑誌に記載される
出演する作品が雑誌にとりあげられる際、あなたの宣材写真が掲載されるかもしれません。
雑誌を見た人たちがファンになることもあるので、より好印象になる宣材写真を撮るべきです。
役者が宣材写真で与えるべき印象
宣材写真を撮る目的が分かったところで、次はどんな印象を持ってもらうことで、仕事に繋がる写真になるのかを見ていきましょう。
宣材写真で与えるべき印象1:協調性
役者のお仕事を一人でやることなんてほとんどありません。
共演者たちと良い雰囲気を作ってこそ良い作品に仕上がるんです。
そのためみんなで協力できると思える人材のほうが評価も高いです。笑顔や目が見える髪型で写真を撮ることで、協調性のある人と思われやすくなりますよ。
宣材写真で与えるべき印象2:向上心
演技の幅を広げていきたい。そんな向上心があり、現状はまだまだだと思う謙虚さは業界で生き抜くためにとても重要なことです。
眼力をアピールすることで、活気のある写真になるため向上心があると思ってもらいやすくなりますよ。
宣材写真で与えるべき印象3:優しさ
万人受けするためにも優しさは必要です。
今後仕事を増やしていくためには、ファンの存在が欠かせないので、好きになってもらうきっかけの一つとして、優しさのアピールがあります。
笑顔で写真をとることで、優しそうと思われやすくなります。
【女性編】役者におすすめの身だしなみ
女性の役者の方に向けて、
- ・宣材写真におすすめの服装
- ・おすすめの髪型
- ・おすすめのメイク
を解説していきます。
役者の女性におすすめする服装
服装はワンピースや、トップス+スカートまたはパンツがおすすめ。
服装選びのポイントは、
- ・奇抜な色を選ばないこと
- ・柄がシンプルであること
- ・首元がスッキリとしていること
- ・体型がわかりやすいこと
以上の4点を意識しましょう。
重要なのは、あなた自身が写真の主役であること。服装が一番目立たないように気をつけましょう。
宣材写真の服装コーディネートをより詳しく紹介しています。お悩みの方はぜひご覧ください!
【女性向け】宣材写真の服装は?選び方ポイントやコーディネートを紹介
役者の女性におすすめする髪型
髪色は、黒髪または落ち着いた茶髪がおすすめ。派手すぎると万人ウケが難しくなります。
具体的な髪型は、髪が短いならショートボブ、長めの髪型なら、ゆるふわヘアがおすすめです。
前髪は流す、上げる、オン眉などありますが、どれでも良し。写真を見た人に目が見えるような髪型にすることが重要です。
宣材写真の髪型についてより詳しく解説しています。セット手順も丁寧に紹介しているので挑戦してみてください!
髪型が宣材写真の雰囲気に影響する?髪型別にセットポイントや手順を紹
役者の女性におすすめするメイク
普段するようなメイクとは異なり、写真写りを意識したメイクをする必要があります。
パーツごとに、どんなメイクをすればいいのか見ていきましょう。
おすすめのベースメイク
ベースメイクは、化粧下地、ファンデーション、コンシーラーを使います。
- ・肌の色に合っていること
- ・テカリを防止できること
- ・カバー力が高いこと
以上の3点を意識してメイクアイテムを選びましょう。
宣材写真の撮影だからと厚塗りは厳禁!こちらの記事では、ベースメイクの塗り方のコツを紹介しています。
魅力的な宣材写真はお肌の綺麗さから!ベースメイク方法や美しく見せるコツ
おすすめのアイブロウメイク
アイブロウメイクは、ペンシル、パウダー、眉マスカラの3つを使います。
- ・髪色と目の色の中間色を選ぶ
- ・ペンシルは細めが描きやすい
以上2点を意識して選びましょう。黒髪であればダークブラウン、茶髪なら、明るめのブラウンがおすすめですよ。
塗るときは、立体感が出るように、眉山あたりがいちばん濃くなるように塗るのがポイントです。
宣材写真向けのアイブロウメイクについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
宣材写真の印象は眉毛が鍵!アイブロウアイテムの選び方やメイク方法を紹介
おすすめのアイメイク
使うアイテムは、アイシャドウ、アイライナー、マスカラの3つです。
アイメイクは濃くなりすぎないことがポイント。アイメイクが濃すぎると、どうしても男性のウケが悪くなってしまいます。
アイメイクが濃くならないためにも、重ね塗りはNGです。
アイテムの選び方やメイク手順を解説しています。あわせてご覧ください!
宣材写真のアイメイクはどうする?目ヂカラアップのメイク方法とコツを紹介
おすすめのチークメイク
チークは女性らしさをアピールできるメイクで、重要なポイントになります。
色のおすすめは、ピンク系とオレンジ系。肌の色に合わせて選びましょう。種類はパウダータイプが塗りやすいです。
ラメ入りは派手になるので避けたほうが無難。使うとしたらラメ無しかラメの小さいタイプを選びましょう。
チークをのせる位置・形・濃さについてこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
チークで宣材写真の雰囲気が決まる!おすすめの選び方とメイクのコツを紹介
おすすめのリップメイク
リップはルージュがおすすめ。写真写りが良いです。グロスはテカってしまうので付けないほうが無難。
色はチークと合わせるようにしましょう。チークとリップで色が違うと、パッとしないメイクに仕上がってしまいます。
また真っ赤なリップや、暗い色のリップは避けたほうが無難。個性が強すぎると思われてしまいます。
宣材写真のリップについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください!
宣材写真のリップはアイテム選びが鍵!選ぶポイントとメイクのコツを紹介
【男性編】役者におすすめの身だしなみ
続いて男性の役者におすすめの身だしなみを見ていきましょう。
役者の男性におすすめの服装
服装は
- ・柄がシンプル
- ・色が派手でない
- ・スタイルが分かる
の3つを基準に選びましょう。
Tシャツやカットソーにジーンズ・スキニーの組み合わせが多いです。
宣材写真では、体型が分かることも重要なので、ぴったりサイズでボディラインが出る服装にするのがポイント。
宣材写真のコーディネートを具体的に取り上げています。お悩みの男性は参考にしてください!
役者の男性におすすめ髪型
髪型に「これ!」といった決まりはないですが、目が見えるようにセットしましょう。
おすすめの髪型は、
- ・ナチュラルマッシュ
- ・七三分け
- ・束感ヘア
の3つ。
こちらの記事では、宣材写真に適した髪型についてセット方法を丁寧に紹介しています。参考にしてください!
役者の男性はメイクもすべき!
今や写真の撮影においては、男性もメイクするのが当たり前の時代です。
ただし女性のようにがっつりメイクする必要はなく、
- ・ベースメイク
- ・眉メイク
- ・リップクリーム
で問題ありません。
メイクする目的としては、肌をきれいに見せること、眉を整えて眼力をアピールすること。
メイクだけでだいぶ好印象になるので、やったことが無い方でもやるべき。失敗が怖いなら、メイク付きプランのある写真スタジオを使うのもおすすめですよ。
宣材写真のメンズメイクの手順はこちらの記事を参考にしてください!
宣材・オーディション写真で男性もメイクすべき理由と手順を解説
役者が宣材写真を撮るときのポイント
ここまでは身だしなみについて解説しましたが、撮り方も重要。
ここからは、より写りの良い写真を撮るためのポイントを紹介していきます。
ポイント1:表情
表情は笑顔がおすすめ。クールな印象にしたいなら、少し表情を抑えるのがポイントです。
笑顔にする場合、歯を見せても良し、口角を上げる程度でも良し。重要なのはあなたが一番魅力的に写る表情にすることです。
自分で判断するのは難しいと思うので、カメラマンに相談するのがおすすめ。
こちらの記事では、ぎこちない表情になる理由や自然な表情をつくる方法をご紹介しています。撮影前にチェックしてください!
宣材・オーディション写真に適した表情は?表情作りの方法を紹介
ポイント2:ポージング
ポージングによって脚を長く見せたり、ウエストを細く見せたりすることができます。
また真正面から撮るのではなく、利き顔を手前にして、体も少し斜めにするのがおすすめ。
写真写りが良くなり、ウエストも細く見えます。
こちらの記事では、宣材写真のポーズを具体的にご紹介しています。お悩みの方は参考にしてください!
ポイント3:背景
宣材写真のほとんどは白無地の背景。そのため悩んだらスタジオで撮影して、白無地にするのがおすすめです。
白無地の背景は、雰囲気が明るくなり、あなたを目立たせてくれる効果があるので、宣材写真にはぴったり。
屋外で撮るのであれば、公園の植物をバックにしたり、屋上で撮って、街並みを背景にするのがおすすめです。
屋外で撮る場合は、日光の向きや、第三者が写らないことに気をつけましょう。
こちらの記事では、宣材写真の背景の選び方などより詳しく解説しています!あわせてご覧ください。
宣材写真の背景って何がいいの?おすすめの背景・撮影場所を紹介
役者は宣材写真を撮るならプロに任せよう!
ここまで役者の方に向けて宣材写真の撮り方を紹介してきました。
読んできてもし面倒だなと感じるのであれば、プロに任せるのがおすすめ。
- ・腕のいいカメラマンを探す手間が省ける
- ・プロのライティングやポーズ指導アリ
- ・ヘアメイク付きプランあり
以上のようなメリットがあり、あなたの気に入る1枚をきっと撮影してくれます。
少しお金はかかりますが、これからお仕事が増えれば十分に回収できる額。自己投資と思って、プロに任せてみませんか?
役者の宣材写真の撮り方まとめ
役者の方に向けて、宣材写真の撮り方を紹介しました。
- ・身だしなみ
- ・ポージング、表情
- ・背景
どれが欠けてもいい写真は撮れません。そしていい写真を撮るためにはカメラマンの腕も重要。
これからの芸能活動が充実したものになるためにも、まずは納得のいく1枚を撮影しましょう。
宣材・オーディション写真といえばスタジオインディ