目次
- はじめに
- 選ばれる宣材写真は眉毛から。アイブロウメイクが鍵
- 宣材写真のアイブロウメイクの必須アイテムと選ぶポイント
- 宣材写真のアイブロウメイクステップとコツ
- 宣材写真の撮影のためにアイブロウメイクをする前にしてほしいこと
- 宣材写真をスタジオ撮影した方が良い理由
- 宣材写真のアイブロウメイクまとめ
はじめに
あなたが宣材写真を撮るときのメイクで、一番力を入れる部位はどこですか?
こんな質問をすると「目元」と答える人が多いと思いますが、実は眉毛こそ力を入れる部位なのです。
宣材写真では相手に顔全体を良く見せるために、前髪で目元を隠す写真はまず撮りません。
そして顔のパーツの一部として眉毛は、感情を表す重要な役割を持っているので、眉毛こそ丁寧に仕上げる部位と言えます。
この記事では良い印象を持ってもらえる眉毛の書き方から、選ぶべきアイブロウアイテムまでを詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
選ばれる宣材写真は眉毛から。アイブロウメイクが鍵
眉毛はその人の印象を大きく左右させるパーツです。
例えば眉毛がキリっと上がっている人と、垂れ下がっている人では大きく印象が違いますよね。
宣材写真のメイクでは、眉毛の形、濃さに注意して自眉の良さを生かしたメイクが鍵となります。
宣材写真のアイブロウメイクの必須アイテムと選ぶポイント
宣材写真のアイブロウメイクには、3つのアイテムが必須。ここでは、それぞれのアイテムの選び方を解説していきます。
アイブロウアイテム1:アイブロウペンシル
まずはアイブロウペンシル。いろんなカラーバリエーションがありますが、選ぶべきカラーは自分の髪の毛の色より少し明るいカラーです。
それだけで顔の表情が明るくなり、垢抜けた上品な印象になります。
たとえば地毛が黒なら、ダークブラウンやグレーがおすすめ。同じように黒のアイブロウペンシルを使うと、野暮ったく暗い印象になるので気をつけましょう。
また反対に眉毛だけ明るすぎると、幼稚な印象となり眉毛だけ浮いて見えてしまうので、あくまで髪の毛より少しだけ明るい色を選ぶのがポイントです。
アイブロウアイテム2:アイブロウパウダー
アイブロウペンシルで選んだカラーに合わせて、アイブロウパウダーも自分の髪の毛より少し明るいカラーを選びましょう。
同じトーンで2〜3色入ったアイブロウパウダーなら、毛の量がまばらな眉毛の生え具合をキレイに調節することができます。
すでに複数色セットになっているものは色の濃淡がそろっているので、より美しく自然な眉毛に仕上げることができます。
アイブロウアイテム3:眉マスカラ
眉マスカラも上記2点に合わせた色味を選びましょう。
眉マスカラは、ペンシルやパウダーと違って粘り気のあるテクスチャーのため、 塗りすぎるとバキバキになって不自然になります。
塗る前には眉マスカラの容器でしっかりしごき、眉毛にマスカラを付けすぎてしまわないように注意しながら、毛の流れを整えて色付けます。
宣材写真のアイブロウメイクステップとコツ
3つの必須アイテムを使った実際のアイブロウメイクの工程とメイクのコツを解説していきます。
ステップ1:アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、3つのアイテムのなかで1番ラインの強く出るものです。宣材写真にふさわしい使い方とコツを覚えておきましょう。
アイブロウペンシルのメイク方法
3つのアイテムのなかで1番ラインをシャープに作ることができるので、思いのまま眉毛一本一本を描くことができます。
眉頭・眉山・眉尻をしっかり描いたら、必ずスクリューブラスなどでぼかして自然な仕上がりにします。
宣材写真のアイブロウペンシルのコツ
アイブロウペンシルで気をつけたいのは、ラインが細く強く描ける分、眉山に角度を付けて描いてしまうとキツい印象になってしまいます。
眉頭から眉尻まで、緩やかなカーブにして平行めに描くとナチュラルで柔らかい印象になります。
ステップ2:アイブロウパウダー
細かいパウダーはアイブロウペンシルより、簡単に自然な眉毛を描くことができます。またパウダーはグラデーションにもしやすいので、眉毛に立体感を出して表情のある宣材写真を目指しましょう。
アイブロウパウダーの塗り方
複数色の入ったアイブロウパウダーは眉頭から眉尻に向かって、色が濃くなるように仕上げます。
ブラシにパウダーを取り、眉の毛の流れに沿ってなでるように塗ります。
パウダーなので柔らかく塗ることができますが、塗り終わったらペンシル同様にスクリューブラシなどでぼかしましょう。
宣材写真のアイブロウパウダーのコツ
パウダーを重ねて塗れば塗るほど色も濃くなってくるので、塗りすぎで眉毛の存在感が強くなりすぎないように気をつけます。
また部分的に濃淡が出てしまわないように、眉全体を見て同じ色味になるよう使うカラーや付ける量を調節しながら仕上げましょう。
ステップ3:眉マスカラ
眉マスカラはペンシルでもパウダーでも出せない、眉毛そのものに着色ができる優れものです。使い方によっては不自然になってしまうので、塗り方やコツを覚えてから使いましょう。
眉マスカラの塗り方
まつ毛のマスカラと同様に少し粘り気のあるテクスチャーでメイクをする場合は、パーツに塗る前にティッシュで一度軽くオフしたり、容器を使ってしごいたりして量を調節します。
眉マスカラはそのテクスチャの特性を活かして毛の流れを整えることができるので、眉毛が下がり気味の人は眉頭の下から上に向かって塗ることで、生き生きとした表情にすることができます。
宣材写真の眉マスカラのコツ
気をつけたいのは肌に眉マスカラが付いてしまうこと。たっぷりと色が乗って変に眉毛が目立ってしまいます。
また眉毛だけに塗っているとしても、量が多いと毛と毛がくっついてバキバキに固まってしまい、不自然な仕上がりになるので、塗り方と量には気をつけましょう。
宣材写真の撮影のためにアイブロウメイクをする前にしてほしいこと
アイブロウメイクをする前には必ず「眉毛の整え」から行ないます。
無造作に生えた眉毛のままでは、せっかくメイクをしても意味がありません。
メイクが映えるように、まずは理想の眉毛の形からはみ出る無駄な眉毛はフェイス用シェーバーやはさみでカットしましょう。
自分で難しい場合は、美容院でカットしてくれるところもあるので相談してみるのもおすすめです。
宣材写真をスタジオ撮影した方が良い理由
理想の眉毛とは、その人の顔や骨格によって人それぞれ違うため、宣材写真にはプロのメイクさんに仕上げてもらうことをおすすめします。
写真館やフォトスタジオでは、写真撮影だけでなくプロのヘアメイクさんが在籍していたり、他の美容室などと提携していることがあるので、メイク込みの撮影をしてくれます。
宣材写真となると、自分の好みのメイクやなりたい印象ではなく、第三者から見てどう思われるかに重点を置いてメイクをするべきなので、その点からもプロにしてもらうのがおすすめ。
毎日いろんな顔やスタイルの人を最高の状態に仕上げてくれるプロならではの経験値で、あなたの宣材写真もより良い仕上がりにしてくれるのは言うまでもありません。
また写真館やフォトスタジオで撮影すれば、メイク以外にもライティングやポージングのアドバイス、そしてレタッチなども全てあなたに合わせて行ってくれます。
宣材写真用のセットや背景、屋外での撮影にも対応してくれるところもあるので、セルフメイク&撮影では撮れない宣材写真を撮ることができます。
こちらの記事では宣材写真を撮影する前に知っておいて欲しいポイントをご紹介しています。好印象を与えられる宣材写真を撮影しましょう!
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宣材写真のアイブロウメイクまとめ
アイブロウメイクを丁寧に仕上げるためには、「アイブロウペンシル・アイブロウパウダー・眉マスカラ」という3つのアイテムが必須です。
そしてそのアイテムの選び方や使い方のコツを知っておくことで、より自然でより印象の良い宣材写真のメイクになることを覚えておきましょう。
眉毛は特に難しいメイクとなるパーツでもあるので、プロに任せるほうが安心です。
自分の大切な営業ツールとなる宣材写真は、他者の目も重要なので一度相談してみてください。
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