はじめに
みなさんこんにちは!スタジオインディの斉藤です。
我が子が子役としてテレビや映画で活躍してくれたら…と願う親御さんは少なくないと思います。
ですが、難関の試験を突破して、無事芸能事務所に入れたとしても、そこがゴールではありません。
事務所に所属しているだけでは意味がなく、そこから仕事を獲得していく必要があるわけですが、そのためには魅力的な「宣材写真」が不可欠です。
とはいえ、
「子役の宣材写真では何を着せたらいいの?」
「メイクや髪はどうしたらいい?」
と分からないことも多いですよね。
そこでこの記事では、子役の宣材写真の撮り方を詳しく解説していきます。
お子さんの第一印象となる宣材写真は、大切な撮影のポイントをおさえて、担当者の目に留まるような1枚を目指しましょう!
この記事で分かること
- 子役の宣材写真を撮影する上で重要なこと
- インディスタッフが教える!好印象な子役宣材写真を撮影する方法
- スタジオインディで撮影された実際の子役の宣材写真
子役の宣材写真を撮影する上で重要なこと
子役の宣材写真を撮影する上で重要なのは、どんな役のイメージもつくよう、シンプルで自然体な仕上がりを目指すことです。
子役の宣材写真は一発で役のイメージを想起させられるような自然体でナチュラルな魅力で惹きつけるものが好ましいです。
また、そのうえでお子さんのキャラクターを説明できるような宣材写真であることも大切です。
元気いっぱいの子ならわんぱくなポーズで、三枚目のキャラクターならひょうきんな表情で、など、その子の個性を伝えることで、先方の目に留まりやすくなるでしょう。
まずは、お子さんの顔立ちや性格を客観的に捉え、その子にあったディレクションをしてあげるようにしましょう。
好印象な子役宣材写真を撮影する方法
ここからは、好印象な子役宣材写真を撮影する方法を紹介していきます。
服装やポージングなど、3つの項目に分けて男女それぞれに解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子役の宣材写真:髪型編
Check!
- 役のイメージがつきやすいよう、シンプルな髪型が好ましい
- 売り出したいイメージに合わせてセットを決めるのが◎
子役の宣材写真でおすすめの髪型は、シンプルな髪型です。
ついつい編み込みやツインテールなど目立つ髪型をしてあげたくなってしまうかもしれませんが、偏ったイメージで定着してしまい、ナチュラルな魅力が伝わりません。
「このくらいの髪の長さならあのアレンジができるな」と先方にイメージしてもらいやすいようダウンスタイルがいいでしょう。
おでこや耳を出すと活発な印象に、前髪やサイドの髪でおでこや耳を隠すとおとなしくあどけない印象になりますので、売り出したいイメージに合わせてセットしましょう。
Check!
- シンプルで年相応の髪型がおすすめ
- 整髪料のつけ過ぎに注意する
男の子の場合も、女の子と同じくシンプルな髪型にしましょう。
不自然な髪色や、奇抜な髪型は、先方に「親が無理やりさせているのでは?」と感じさせてしまうのでおすすめできません。
髪型としては、元気いっぱいなイメージのアップバング、柔らかい雰囲気のマッシュショートなど、こちらも売り出したいイメージに合わせて検討しましょう。
整髪料をつけすぎるとベタベタとして清潔感を欠き、フラッシュで不自然に光ってしまうため気を付けてくださいね。
子役の宣材写真:服装編
Check!
- シンプルな柄、コーディネートがおすすめ
- その子の個性を邪魔しない色味が◎
女の子の子役の宣材写真の服装は、シンプルなワンピースや無地のTシャツ×スカートなどがおすすめです。
体型が分かりやすいように、ジャストサイズのものを着用しましょう。
女の子の洋服は可愛らしいものが沢山あるので、こちらもついついフリルのついたワンピースや、派手なものを着せたくなってしまうかもしれません。
ですが担当者が見たいのは、その子の「素材としての魅力」であるため、着飾る必要はありません。
色味も白やパステルカラーなど、その子の個性を邪魔しないものを選びましょう。
Check!
- 売り出したいイメージに合わせて服装を選ぼう
- キャラクターものや大柄の服は避けた方が良い
元気な男の子のイメージで売り出したいなら、半袖、半パンがおすすめです。
撮影中も動きやすいので躍動感ある宣材写真を撮ることができるでしょう。
一方、繊細でおとなしいイメージの子なら薄いブルー系のシャツにチノパンなど少しフォーマルなコーディネートをしてみましょう。
いずれにしても、派手なカラーやキャラクターもの、ダボダボな服は本来の個性が伝わりづらいので避けてくださいね。
子役の宣材写真:ポージング編
Check!
- 足をクロスさせたポーズがおすすめ
- 可愛らしさが売りの場合は膝を重ねたポーズも◎
女の子の子役の宣材写真でおすすめのポーズは、クロスポーズです。
少し大人っぽいポーズですが、太ももあたりからクロスさせて立つことで、つま先に向かって徐々にシルエットが絞られ、スタイルを良く見せることができます。
片手は腰に当てたり、胸元に添えたりして動きを付けましょう。
ただ、このポージングも舞台を志望しているか、ドラマなどに出たいのかで変わってきますので、どんな雰囲気を求められているのかをよく考えてポーズを決めましょう。
Check!
- 足を開き、斜めに構えたポーズがおすすめ
- 手を後ろで組んだりするのも動きが出てGOOD
男の子の子役の宣材写真では、両足を前後に少し開き、斜めに構えた自然な立ち姿がおすすめです。
手を軽くポケットに入れると、腕がだらんと垂れず自然に映りますよ。
ナチュラルで自然体な様子をアピールするのに適したポーズといえるでしょう。
あるいは手を胸の前で組んだり、後ろに回しても、棒立ちでいるよりも動きが出て、子供らしい雰囲気になります。
当日いきなりやらせてみても上手くできない場合があるので、事前に鏡の前で何回か練習しておくのがおすすめですよ。
子役の宣材写真撮影は写真スタジオがおすすめ
子役用の宣材写真の撮影は、写真スタジオの利用がおすすめです!
宣材写真はスマホを使ってセルフ撮影も可能ですが、画質や画角において「素人が撮影した写真である」ことがすぐに分かってしまいます。
そのため、企業によっては「活動に力を入れていないのでは?」とマイナス評価を受けてしまうことも…。
スタジオ撮影であれば、カメラマンによってポージングや服装の指導を受けることができるので、高品質な宣材写真を手軽に手に入れることができますよ。
遊び盛りでじっとしていられない年齢のお子さんの撮影も安心です。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、以下の内容について解説してきました。
この記事で解説してきたこと
- 子役の宣材写真を撮影する上で重要なことは、シンプルで自然体な仕上がりを目指すこと
- インディスタッフが教える!好印象な子役宣材写真を撮影する方法は奇をてらわずナチュラルな髪型や服装を心がける
- スタジオインディで撮影された実際の子役の宣材写真
細かいポイントを色々とお伝えしてきましたが、大切なのは何よりも「子どもらしさがあること」ですよね。
訓練され、色のついた子役を起用したいと思う担当者はあまりいないのではないでしょうか。
子供らしい宣材写真を撮るには、お子さんの前向きな姿勢も不可欠です。
ぜひお子さんの意向も聞きつつ、好印象な宣材写真を撮影してみてくださいね!