【モデルの宣材写真の撮り方ガイド】インディスタッフが詳しく解説!
写真:柘植早紀

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ヘアメイクアーティスト

柘植早紀

ブライダルや舞台のヘアメイクを中心に活躍されるヘアメイクアーティスト。ヘアメイクにとどまらず、アイラッシュや着付け技術も兼ね備えており、インフルエンサーをはじめとした芸能ヘアメイクや、美容専門学校の非常勤講師もされ、スタジオインディでも証明写真のヘアメイクを担当されるなど幅広く活躍している。

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はじめに

みなさんこんにちは!スタジオインディの田中です。

顔やスタイルなど、ビジュアルで勝負するモデルというお仕事において、宣材写真は次の仕事を獲得できるかどうかを決める重要な資料です。

そのため、

「宣材写真では何を着るのが正解?」

「髪型やメイクはどうしたらいい?」

と頭を悩ませている方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、モデル用の宣材写真について、以下の内容を解説していきます。

担当者の目を一瞬で惹きつける魅力的な宣材写真が撮れるよう、ぜひこの記事をお役立てください!

この記事でわかること

  • モデルの宣材写真を撮影する上で重要なこと
  • 好印象なモデルの宣材写真を撮影する方法
  • スタジオインディで撮影された実際のモデルの宣材写真

モデルの宣材写真を撮影する上で重要なこと

モデルの宣材写真の撮り方ガイド】インディスタッフが詳しく解説!(1)

モデルの宣材写真を撮影する上で大切なのは、顔やスタイルなど外見を最大限にアピールすることです。

アピールするためには、服装やメイク、ポージングにおいて工夫をする必要があります。

また、モデルの宣材写真はただ写りがよいだけでは意味がなく、クライアントのイメージするビジュアル、体型であるかどうかを判断してもらえるものでなくてはなりません。

宣材写真を撮影する際は、あなたのナチュラルな魅力を最大限アピールし、仕事を獲得できるような1枚を撮ることを心がけましょう。

インディスタッフが教える!好印象なモデル宣材写真を撮影する方法

モデルの宣材写真の撮り方ガイド】インディスタッフが詳しく解説!(2)

さて、ここからは、これまで数多くのモデルの宣材写真を撮影してきたスタジオインディのスタッフが、好印象なモデル宣材写真を撮影する方法をご紹介していきます。

4つの観点に分けて、男女それぞれに解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

モデルの宣材写真:メイク編

Check!

  • どんなスタイルにも染まれるよう、ナチュラルメイクを心がける
  • 髪色よりも眉毛をワントーン明るくすることで垢抜けた印象に

モデルは、ファッションに合わせて様々なメイクを施します。

どんなメイクでもイメージがつきやすいよう、自然体な仕上がりで撮影するのがおすすめです。

とはいえ、素肌の美しさや透明感はとても大切なので、コンシーラーでニキビやクマをカバーし、ベースメイクはしっかりと行いましょう。

目元も強調させすぎず、ベージュ、ブラウン系の肌なじみのいい色味のシャドウで自然に仕上げるのがおすすめです。

Check!

  • ひげや肌の色むらをカバーして清潔感をアップ
  • 眉毛はカットしてブラシで毛流れを整えよう

男性モデルの場合、宣材写真でもっとも不可欠なのは清潔感です。

そのため、女性と同じくベースメイクからしっかりと行いましょう。

メイクに不慣れな方は、「BBクリーム」などの化粧下地を使用しましょう。 クマやニキビ跡をカバーし、清潔感のある肌に仕上げてくれますよ。

モデルの宣材写真:髪型編

Check!

  • フェイスラインがわかるような髪型がおすすめ
  • 高めのポニーテールなど髪の長さがわからないセットは避けた方が良い

女性モデルの宣材写真では、フェイスラインが分かるシンプルなスタイリングが適しています。

前髪が目にかかっていたり、サイドの髪が輪郭を隠しすぎたりしないように気を付けましょう。

また、髪の長さが選考基準になる場合もあるため、高い位置でのポニーテールは避けた方がベターです。

メイク同様、ナチュラルなイメージを保つため、凝ったヘアスタイルよりも、さらさらヘアのダウンスタイルがおすすめです。

Check!

  • おでこや耳、輪郭が見えるスタイリングが理想
  • 個性的なカラーは避けるのが無難

男性の場合も、前髪をあげて耳やおでこをしっかりと出した髪型が適しています。

おでこや耳を出していると、男らしく自信のある雰囲気になりますよね。

髪型としては、快活なイメージのアップバング、真面目で爽やかな印象のセンターパート、柔らかい雰囲気のマッシュショートなどがおすすめですよ。

カラーは、個性的な色は避け、ブラックもしくはダークブラウンなどナチュラルな色味にしましょう。

整髪料をつけすぎるとベタベタとして清潔感を欠くので気を付けてください。

モデルの宣材写真:服装編

モデルの宣材写真の服装はボディラインが分かるものが第一条件です。

首周りやスタイルがはっきりと分かる服装を選びましょう。具体的には、以下のような服装がおすすめです。

女性モデルの宣材写真におすすめの服装

  • タイトなTシャツ+ショートパンツ
  • タイトなTシャツ+ジーンズのスカート
  • 膝丈のノースリーブワンピース

男性モデルの宣材写真も、体型が分かりやすいものにしましょう。

ダボダボの服装だと「体型をごまかしているのかな?」と不誠実な印象を与えかねません。

具体的には、以下のような服装がおすすめです。

男性モデルの宣材写真におすすめの服装

  • Tシャツ+ジーンズ
  • シャツ+チノパン
  • Tシャツ+黒のスキニーパンツ

モデルの宣材写真:ポージング編

Check!

  • おすすめは足をクロスさせたポーズ
  • 腰の位置より少し高い位置に手をおくのがおすすめ

女性モデルの宣材写真では、ボディラインがきれいに見える自然なポーズで撮影しましょう。おすすめなのはクロスポーズです。

足の太ももあたりからクロスさせて立つことで、つま先に向かって徐々にシルエットが絞られ、足を細く長く見せることができます。

さらに、実際の腰の位置より少し高い位置に手を置くことで、さらなるスタイルアップがかないますよ。

また、姿勢の良さも重要なポイントです。背筋をしっかりと伸ばし、あごを軽く引いてカメラの前に立ちましょう。

Check!

  • 足を重ねたクロスポーズがおすすめ
  • 足を開き、斜めに構えた自然なポージングも◎

男性モデルの宣材写真でも、足を重ねるクロスポーズは適しています。

男性は肩幅が広いため、シルエットが逆三角形になり、スタイリッシュで洗練された男性のイメージになるでしょう。

あるいは、両足を前後に少し開き、斜めに構えた自然な立ち姿のポーズもおすすめです。

手を軽くポケットに入れると、腕がだらんと垂れず自然に映りますよ。

ナチュラルで自然体な様子をアピールするのに適したポーズといえるでしょう。

モデルの宣材写真の撮影はスタジオインディへ!

モデルの宣材写真の撮り方ガイド】インディスタッフが詳しく解説!(3)

スタジオインディなら、これまで解説してきたポイントを抑えた宣材写真の撮影が可能です。

スタジオインディで宣材写真を撮ると、以下のメリットがあります。

スタジオインディ宣材写真の魅力

  • 最安8千円台〜プロのカメラマンによる宣材写真の撮影ができる
  • その人の雰囲気にあったポージングや表情指導を受けられる
  • プロのヘアメイクスタッフに身だしなみを整えてもらえる
  • 隣で気になる箇所を相談しながらレタッチできる
  • 即日での予約・受け取りが可能

スタジオインディでは、ヘアメイク・データ・プリント写真・レタッチという宣材写真に必要なものが2万円以下で揃います。

この料金は宣材写真の相場を考えてもかなりリーズナブルと言えます。

さらに、撮影日に運悪くニキビやクマが出来てしまった、という事もありますよね。

スタジオインディではレタッチ技術も充実しているため、プロのスタッフと隣で相談をしながら気になるところを修正してもらうことができますよ。

まとめ

いかがでしたか?この記事では、以下の内容について解説してきました。

この記事で解説してきたこと

  • モデルの宣材写真を撮影する上で重要なことは外見を最大限にアピールすること
  • 好印象なモデルの宣材写真を撮影する方法は、体型の分かる服装でナチュラルなメイクを心掛ける
  • スタジオインディで撮影された実際のモデルの宣材写真

宣材写真では、ついつい映える自分で写りたくなってしまうかもしれませんが、クライアントはあなたの素材としての魅力を知りたがっています。

今回記事でお伝えした、ナチュラルに見える撮影のポイントをおさえて、多くのライバルたちとは一線を画す1枚をぜひ撮影してみてくださいね。