アイドルになるためのオーディション写真の撮り方を徹底的に解説
写真:中島麻緋

この記事を
書いた人

ヘアメイクアーティスト

中島麻緋

石原さとみをはじめ、モデルや芸能人を担当するヘアメイクアーティスト。かつては美容師としても活動。ヘアメイクとして東京大阪を中心に映画やドラマ、テレビ局などで活動し、ブライダルやプロフィール写真のヘアメイクも行うなど幅広く活躍している。

続きを見る

目次

  1. はじめに
  2. アイドルのオーディションの写真では可愛いと思わせることが超重要!
  3. オーディション写真を撮る前に調べるべきこと
  4. アイドルのオーディション写真で可愛いと思わせるための身だしなみ
  5. より可愛いオーディション写真を撮るためのコツ
  6. アイドルのオーディション写真を撮るならプロに任せよう!
  7. アイドルのオーディション写真まとめ

はじめに

近年、女の子に大人気の職業『アイドル』。
アイドルを目指すなら、最初に応募するオーディション写真は第一関門通過のための重要なアイテム。
大切なオーディション写真だからこそ合格するために、
「どんな服?」
「どんな髪型?」
「メイクはした方がいいの?」
など悩みはつきないですよね。
そこで今回は、アイドルを目指す女の子が抱える様々な悩みを解決できるように、オーディション写真の撮り方やポイントを徹底的に解説していきます。ぜひ参考にしてください。

アイドルのオーディションの写真では可愛いと思わせることが超重要!

アイドルになるためのオーディション写真の撮り方を徹底的に解説2

ぶっちゃけた話をしてしまうと、アイドルというのは結局のところ商売で、可愛い子の方がファンがつき売れやすいという厳しい世界です。
もちろん、必要なのは可愛さだけではなく、色々な魅力を持っているアイドルがいます。それでも、オーディション審査では最初のきっかけとして、写真を見た審査員に「この子可愛い!」と思ってもらえると、審査の通過率が高くなります

オーディション写真を撮る前に調べるべきこと

アイドルになるためのオーディション写真の撮り方を徹底的に解説1

実際にオーディション写真を撮影する前に、調べておくべきこともあります。撮ってしまってから間違えたとなったり、慌てたりしないように、きちんと事前に調べておきましょう。

1.オーディションの応募方法

最近では、オーディションの応募方法として、書類での郵送ではなく、Web応募を採用している事務所が多くなっています。Web応募の場合は写真のデータが必要で、書類での応募の場合は写真の現像が必要になります。

2.全身写真とバストアップどちらが必要か

ほとんどの場合、全身写真もバストアップ写真も両方必要になりますが、片方だけ必要なこともあります。しっかり確認しておくと良いです。

アイドルのオーディション写真で可愛いと思わせるための身だしなみ

アイドルになるためのオーディション写真の撮り方を徹底的に解説6

オーディション写真を撮る際に、どんな身だしなみをすると可愛く写るのか、おすすめの服装や髪型を紹介していきます。

アイドルのオーディション写真におすすめの服装

まず、アイドルのオーディション写真においては、「ボディライン」が分かる服で撮るというのが基本です。ゆったりとした服では、どんなスタイルなのかが分かりません。
その上で、全体のバランスを見つつも、やっぱり顔を見てもらわなければならないので、「顔よりも目立たない」服がいいです。顔色を明るく見せてくれるような「明るめの色で無地」の服がおすすめです。

アイドルのオーディション写真におすすめの髪型

次に、オーディション写真の髪型は、顔が隠れない髪型にすることがポイントです。しっかりと顔のパーツや輪郭が分かるような、「ワンカールストレート」や「外ハネボブ」、「耳掛けボブ」がおすすめです。
おすすめの髪型について、別の記事でより詳しくまとめているので、ぜひチェックしてください。

アイドルのオーディション写真におすすめのメイク

アイドルになるためのオーディション写真の撮り方を徹底的に解説5

続いては、アイドルのオーディション写真におすすめのメイクを紹介します。何と言っても「アイドル」のオーディション写真なので、ナチュラルメイクにすることが基本です。濃すぎるメイクや奇抜なメイクはNGです。慣れないうちは、自分でメイクすると失敗することも多いですし、プロは写りが良くなるメイクをしてくれるので、プロに任せた方が良いオーディション写真が撮影できます。

おすすめのベースメイク

ベースメイクとは、化粧下地からファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダーなどを使って、その後のメイク乗りを良くしたり、血色を良くみせたりする土台のメイクです。
その中でもファンデーションは、塗りやすく、厚塗りになりにくいリキッドタイプまたはパウダータイプがおすすめです。
もし、ニキビやしみがあって気になる時には、コンシーラーで隠すことができます。

おすすめのアイブロウメイク

アイブロウには、眉の形を整え、顔全体の雰囲気を作る役割があります。意外に思うかもしれませんが、眉の形ひとつで、雰囲気はかなり変わります
眉の一番高い部分である眉山のあたりを濃くして、眉頭や眉尻にかけて薄くしていくことで、立体感のあるメイクに仕上げることができます。

おすすめのアイメイク

アイメイクには、目元に陰影を作り立体感を出したり、目力をアップさせたりする役割があります。ただし、目力をアップさせようと重ね塗りをし過ぎると、濃くて重いメイクになりがちです。重ね塗りはしないで、薄めのアイメイクをすることで、華やかで好印象になりやすいです。

おすすめのチーク

チークは頬に赤みをプラスすることで、血色を良くし健康的に見せてくれます。また、自然な立体感も出ます。
チークは肌の色によって、ピンク系とオレンジ系で似合う色が違います。自分以外の人に見てもらって、どちらの系統が似合うか選んでもらうのがおすすめです。デパートの化粧品コーナーなどで、似合う色味を相談することもできます。

おすすめのリップ

リップは、チークと同じ色味のものを付けると垢抜けて洗練された印象になります。一方で、塗り過ぎるとテカテカして、むしろ子供っぽくなってしまうので、塗り過ぎには注意してください。

より可愛いオーディション写真を撮るためのコツ

アイドルになるためのオーディション写真の撮り方を徹底的に解説4

さらに、より可愛くオーディション写真を撮影するためのコツを3つ紹介します。ベストな可愛さの写真に仕上げていくために、ぜひ3つとも活用してみてください。

1.ポージング

オーディション写真には、一般的に「全身写真」と「バストアップ」があります。バストアップは上半身のアップになるので、ポーズはあまり関係ありませんが、全身写真では可愛く写るポージングをすると、写りも良くなります。ぜひ自分が最も可愛く見えるポージングを研究してみてください。
また、体型のどこかにコンプレックスがある場合も、ポージングである程度カバーすることが可能です。詳しくは別の記事で解説しているので、参考にしてください。

2.表情

表情は、自然体な笑顔での撮影がベストです。やはりアイドルのオーディション写真ですので、笑顔は欠かせませんが、あくまで「自然さ」が大事です。メイクと同様、やり過ぎるとおかしくなってしまいますので、自然な笑顔になるようにしてください。

3.背景

背景は、白無地がおすすめです。定番の背景で、もっとも「あなた」の存在感を引き立ててくれる背景です。
派手な背景は避けてください。あなたの存在感がなくなって、背景が主役になってしまいます。背景があなたより目立ってしまうのはNGです。

アイドルのオーディション写真を撮るならプロに任せよう!

アイドルになるためのオーディション写真の撮り方を徹底的に解説3

オーディション写真の仕上がりを良くするためには、メイクや髪型だけでなくポージングや表情などポイントになるものが多くありましたね。
応募者の中には、「お金ないから家族か友達に撮ってもらおう!」と考えている方もいると思いますが、そういった素人の撮影した写真はプロの写真に比べたら確実に劣ります。オーディション合格もさぞ難しいでしょう。
どれくらいアイドルに真剣になりたいのか、気持ちの問題ですが真剣になりたいという方こそぜひ、多少時間とお金をかけてでもプロのカメラマンに撮影をお願いするべきです。これは“未来への投資”と考えるべきです。
写真スタジオであればヘアメイクさんもいるところがあります。経験豊富な方が多いため、どういったヘアスタイル・メイクがアイドルオーディションに合格しやすいのか、あなたをよく見せるにはどうすべきかを理解してヘアメイクを施してくれるでしょう。
カメラマン・ヘアメイク、両方プロと相談しながらオーディション写真の撮影を進めたいという方は、ぜひともフォトスタジオで撮影することをおすすめします。

アイドルのオーディション写真まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はアイドルになるためのオーディション写真を撮るうえでのポイントを徹底的に解説してきました。
たくさんポイントがありますが、ひとつひとつのポイントをおさえていくことで、オーディション写真の仕上がりも良くなります。
みなさんがベストなオーディション写真で夢をかなえることを願っています。