宣材・オーディション写真に適した表情は?表情作りの方法を紹介
写真:福井達也

この記事を
書いた人

フォトグラファー

福井達也

ポートレートや家族写真を中心に撮影活動しているフォトグラファー。バンタンデザイン研究所専門部を卒業後、広告代理店勤務を経て独立。母校で講師も行うなど幅広く活躍されている。

続きを見る

目次

  1. はじめに
  2. 宣材・オーディション写真でよく言われる自然な表情って?
  3. 宣材・オーディション写真で表情がぎこちなくなる理由
  4. 宣材・オーディション写真でより魅力的な表情にする方法
  5. 宣材・オーディション写真の表情についてまとめ

はじめに

「自然な表情で、にこやかに」などと言われますが、自然な表情とはいったいどのような表情なのでしょうか?

緊張しているのに変に笑おうとするとぎこちなく、顔が強張ってしまったり、目だけ笑っていなかったりします。

この記事では宣材・オーディション写真を撮る際の自然な表情の作り方について見ていきましょう。

宣材・オーディション写真でよく言われる自然な表情って?

宣材・オーディション写真に適した表情は?表情作りの方法を紹介1

自然な表情の定義は無いですが、強いて言うなら感情と表情が一致した状態が自然な表情だといえるでしょう。

例えば、映画の悲しいシーン。自分も見ながら悲しい表情になりますよね。このときの悲しい表情は作ったものではなく、自然と悲しくなったもの。

そして宣材写真に求められる表情の多くは自然な笑顔。撮影を楽しんで初めて自然な笑顔で写真が撮れるんです。

そのため自然な表情で撮影するためには、感情をイメージし、感情に合わせた表情を出すことが重要。

以下ではより良い表情を出すためのポイントを紹介していきます。

宣材・オーディション写真で表情がぎこちなくなる理由

宣材・オーディション写真に適した表情は?表情作りの方法を紹介2

普段写真を撮るとき、どうしてもぎこちない表情になってしまう方もいるでしょう。

ここではなぜぎこちない表情になってしまうのか、その理由を解説していきます。

理由1:撮られるのに慣れていない

大体の人が写真館やフォトスタジオで写真を撮るのは記念の日か、お祝い事の時くらいでしょう。

そうなるとライトを浴びて注目されながら撮られる、という事に慣れていない人が大半で、緊張してしまいがちです。

理由2:顔の筋肉が堅い

不自然な笑顔の写真になってしまう原因の一つに、顔の筋肉が堅いというのがあります。

顔の筋肉が堅いと自然にスムーズな笑顔がつくれませんよね。

ある程度顔の筋肉をほぐして撮影に臨むのも重要です。

理由3:緊張している

芸能活動であなたの第一印象を決める大切な写真だからこそ、失敗してはいけないという思いがあなたを緊張させます。

全く緊張しなというのは難しいですが、緊張しにくくするための準備をしましょう。

宣材・オーディション写真でより魅力的な表情にする方法

宣材・オーディション写真に適した表情は?表情作りの方法を紹介3

それではどのようにしたら自然で魅力的な写真を撮ることができるのでしょう。

1.撮られる練習をする

カメラの前に立つのに慣れることで、自然と撮影時の振る舞い方が身についてきます

慣れてくれば自信がつき、自信は表情にも表れます。

友達に協力してもらい、スマホのカメラで撮るも良し。カメラの前でも自然に振る舞えるよう練習しましょう。

2.スタジオ選びをしっかりとする

撮影の料金も大切ですが、しっかりコミュニケーションをとってくれるスタッフのいるところを選びましょう。

カメラマンやスタッフの性別も、同性の方がリラックスできるようであればチェックが必要ですし、相性も大切です。

3.顔の筋肉を柔らかくする

マッサージで、顔の筋肉を柔らかくしましょう。

表情が柔らかくなるだけでなく、小顔効果もあるので宣材・オーディション写真においてはかなり効果的。

すぐに効果はでないので、継続することが重要ですが、簡単に取り組める対策と言えます。

宣材・オーディション写真の表情についてまとめ

普段撮りなれない宣材・オーディション写真。「一番目に留まる大切な写真だからこそ失敗したくない」と緊張してしまうのは当然です。

あらかじめ自分にあった写真館を選び、撮られる事に慣れておくこと。そして日々の表情筋のトレーニングも大切になります。

写真のために準備をしたという事実も、あなたの自然な表情を引き出す材料になることでしょう。 ‌

宣材・オーディション写真といえばスタジオインディ