はじめに
みなさんこんにちは!スタジオインディの田中です。
仕事を獲得するための宣材写真では、表情やポーズとともに「服装」もとても大切です。
たとえば、清楚なイメージで売り出したいのにキツい色味の服を着ていたり、体型で合否が決まるモデルがダボダボの服を着ていたりしたら、先方に伝えたいことが何も伝えられませんよね。
とはいえ、「じゃあ私の職業では一体何を着て撮影するのがベストなの?」と分からないことも多いかと思います。
そこでこの記事では、女性が宣材写真を撮影する場合におすすめの服装を「職業ごと」にご紹介していきます!
欲しい仕事の関係者に、どんな服装であれば好印象を抱いてもらうことができるのか考えながら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 【業界別】女性の宣材写真におすすめの服装
- 女性の宣材写真の服装選びのポイント
【業界別】女性の宣材写真におすすめの服装をインディスタッフが解説
ここからはさっそく、職業別に宣材写真におすすめの服装をご紹介していきます。
それぞれの職業で、おすすめの服装は異なりますので、ご自身のお仕事にふさわしい1着を選んでみてくださいね。
【女優・声優】女性の宣材写真におすすめの服装
俳優・声優の宣材写真におすすめの服装は、シンプルで清潔感のあるものです。
シンプルであればあるほど、逆にその人の個性が引き立つため、脚本家やキャスティング担当者は作品の世界観と合致するか見極めがしやすくなるでしょう。
奇抜で個性的なファッションは、そちらに目が行ってしまい、本人のナチュラルな魅力が伝わりづらくなってしまうため、注意が必要です。
シンプルなワンピース
シンプルなワンピースと一口に言っても種類は様々ありますが、たとえば白無地のコットン素材でノースリーブのデザインなどがいいでしょう。
シンプルなワンピースはそれ自体に個性がないため、見る人は着ている人の表情や雰囲気だけに注目することができます。
また、女性らしさや清潔感も演出することが可能です。
シンプルなワンピースを着れば、爽やかで柔らかいイメージとともにまだ何にも染まっていない純粋で無垢な印象を与えることもできますよ。
白いトップスとひざ丈スカート
トップスを白にすれば顔周りが明るくなり、ハツラツとしたイメージの宣材写真が撮れるでしょう。
欲しい役どころが活発で元気なキャラクターであれば、スカートは少し色味の効いたものにしてみるのも良いですね。
また、俳優・声優の宣材写真ではスタイルを重視される事も多いので、トップスはタイトめのもの、スカートはひざ下を出すのがおすすめです。
【タレント・芸人】女性の宣材写真におすすめの服装
タレントや芸人の場合、いかに強い個性を打ち出して、インパクトを残せるかが勝負ですよね。
ビビットな色味の組み合わせや、デザインのユニークなもの、自身のキャラクターを一発で伝えられるような服装がおすすめです。
明るい色味のトップス×デニム
明るく活発な雰囲気のコーディネートで、見る人に健康的でノリの良いイメージを与えることができます。
俳優や声優に比べて、肌を多少露出させるデザインや個性的な柄のものでも問題ありません。
また、デニムであれば飛んだりあぐらをかいて座ったりと、様々な動きのあるポーズで撮影できますよね。
明るく元気いっぱいのイメージを持つ人材を探す担当者にとって、上記のコーディネートの宣材写真は目にとまる1枚となるでしょう。
カラースーツ
ネット上で芸人の宣材写真を見てみると、その多くが明るい色味のスーツで宣材写真を撮影しています。
赤・オレンジ・グリーンなど、現実離れした色味のスーツを着ることによって、芸人に不可欠なひょうきんで個性的なイメージを与えることができますよね。
もし、シックな色味のスーツしか手元にない場合は、中のシャツをピンクにしたり、派手な色の靴を履いたりしてアクセントをつけましょう。
【歌手・アーティスト】女性の宣材写真におすすめの服装
歌手・アーティストの宣材写真では、楽曲のイメージに合うような服装を選ぶことが大切です。
自身の曲の雰囲気や世界観に合わせたアーティスティックなアイテムを選びましょう。
役のイメージを想起させる存在として透明感を求められる俳優とは違い、アーティストは写真1枚で強いメッセージ性を打ち出さなくてはなりません。
その意味でも歌手・アーティストの宣材写真では独創的なスタイリングが求められます。
ビビットな色味のワンピース
赤やオレンジなどパッと目を惹くビビットな色味のワンピースがおすすめです。
自分の意志を持った強い女性のイメージを見る人に与えてくれるでしょう。
ワンピースにもふんわりとしたAラインをはじめ、タイトなシルエットや、スリットが入ったものなど様々な種類があります。
楽曲や自身のスタイルに合わせて選んでみてください。
レザージャケットやレザーパンツ
歌手・アーティストの宣材写真ではレザージャケットやレザーパンツを取り入れたコーディネートもおすすめです。
ボーイッシュな雰囲気の宣材写真に仕上げたい、という方に適しているといえるでしょう。
全身モノトーンの装いはシャープでかっこいい女性のイメージを見る人に与えてくれます。
少し重い印象になってしまうかな、と心配な場合は、中に着るものを開きの深いタンクトップやシアー素材のアイテムにすることで軽やかさや女性らしさを出すことができますよ。
【モデル・アイドル】女性の宣材写真におすすめの服装
モデル・アイドルの宣材写真の服装は、スタイルがわかるものである事が第一条件です。
担当者はボディラインや足のかたち、頭身バランスなどを見ているため、それらがはっきりわかる服装でなければ選考対象から外されてしまいます。
また、モデルであれば感度の高さも求められるため、トレンドをうまく取り入れているか、という点もジャッジされていることを意識して服装を選んでみてください。
無地のTシャツ× ミニスカート
トップスに柄や文字が入っているとそちらに目がいってしまうため、なるべく無地のトップスを選びましょう。
また、ウエストラインがはっきりわかるようなフィット感のあるものがおすすめです。
下は、足をしっかり出せるミニスカートがいいでしょう。7~10cmのヒールを履けば足をさらに長く見せることができますよ。
ミニ丈のワンピース
特にアイドルの場合は、可愛らしいアイドル衣装を着たイメージがつきやすいかどうかが大切です。
白やピンクのフリルのついた女の子らしいワンピースを着用しましょう。
また、アイドルの場合も体型は重視されるため、フィット感のあるものや丈の短いものを選ぶことが大切です。
ジャストサイズの服装で撮影に臨んでくださいね。
【ダンサー・奏者】女性の宣材写真におすすめの服装
ダンサーの宣材写真はタイトなラインのもの、奏者の宣材写真には華やかなドレスなどがおすすめです。
ダンサーの場合もモデルと同じく、体型が合否を大きく分けるためボディラインがはっきりわかるものを着る必要があります。
一方、演奏家は特にクラシック奏者の場合、「上質感」が大切になってくるため、普段演奏会で着用するような豪華なドレスをチョイスすると良いでしょう。
レオタード
ダンサーの宣材写真におすすめの服装はレオタードです。
モデルの場合はTシャツもありですが、ダンサーの場合、肩やデコルテの美しさ、首の長さなども大切な選考基準になるため、レオタードで、より肌見せする必要があります。
レオタードには様々な色・形がありますがおすすめなのは黒のキャミソールレオタードです。
キャミソールタイプなので肩や首を華奢に美しく見せてくれますし、黒には視覚的な引き締め効果もありますよね。
レース・シルクのドレス
演奏家の宣材写真では、非日常的な雰囲気が好まれるため、普段使いのワンピースではなくレースなどをふんだんに使った高級感あるドレスを着用しましょう。
形はウエストマークがあり、裾に向かってふんわりと広がるAラインのものがおすすめです。
また、ドレスの色は、持つ楽器によって変わります。
例えばバイオリン奏者がえんじ色のドレスを着てしまったら、バイオリンが目立たなくなってしまいますよね。
ドレスを選ぶ際は持つ楽器が引き立つような色をチョイスすることも大切ですね。
女性の宣材写真の服装選びのポイント
女性の宣材写真におすすめの服装を紹介してきましたが、結論「その人の良さを最大限に引き出す」スタイルが重要です。
ここからは、女性の宣材写真で服装を選ぶ際のポイントを以下の3つに分けて紹介します。
Check!
- 3つの首が見える服装を選ぶ
- スタイルが分かる服装を選ぶ
- 派手すぎるデザインの服装は控える
3つの首が見える服装を選ぶとスタイルアップに繋がる!
女性の宣材写真の服装選びの際は首・手首・足首が見えるかどうかを意識しましょう。
この3点を見せるだけで自然と着やせ効果が生まれます。
例えばトップスは首がすっきり見えるものを選ぶことで頭身バランスを良く見せることができます。
また、手首や足首を見せるのも、スタイルアップが叶うだけでなくおしゃれでこなれた雰囲気を演出することもできますよ。
スタイルが分かる服装を選ぼう
スタイルが分かる服装を選ぶのも女性の宣材写真では大切です。
前述してきたように、担当者は体型や全身のバランスもジャッジしています。
そのため体型が分かる服装を選ぶことが重要ですよね。
例えば、パンツもダボダボなものではなく少しタイトなものがいいでしょう。
また、スカートもくるぶしが隠れるほどの長さではなく膝あたりの長さにして、しっかり足見せすることも大切です。
派手すぎるデザインの服装は控える
女性の宣材写真の服装選びの際は、派手すぎるデザインは控えましょう。
宣材写真の主役は服ではなく自分自身です。
派手な色合いや奇抜なアイテムを着用するとそれらが邪魔をして、担当者にあなたの魅力をまっすぐに伝えることができなくなってしまいます。
情報過多にならないよう、宣材写真の服装はシンプルなものを選ぶようにしましょう。
スタジオインディなら宣材写真の服装を相談できる!
さて、ここまで様々な種類の宣材写真におすすめの服装をご紹介してきましたが、「正直、自分にどれが似合うのか分からない…」という方もいるかもしれません。
そんな方はぜひ、全国に14店舗を展開する写真スタジオ「スタジオインディ」へお越しください!
お手元に候補の服装がいくつかあり、どれにしようか決めかねているときは、それらを全てスタジオへお持ちください。
プロの目線から客観的に、どの服装が、その職業にふさわしく好印象な宣材写真になるかを選んでくれますよ。
プロのサポートを得つつ、納得いく宣材写真を撮影したい方は、ぜひスタジオインディを検討してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、インディのスタッフ目線から以下の内容を解説してきました。
この記事で解説してきたこと
- 【業界別】女性の宣材写真におすすめの服装
- 女性の宣材写真の服装選びのポイントは体型が分かるものを選ぶ
- 3つの首が見える服装を選ぶとスタイルアップができておすすめ!
- 服装選びで迷ったらスタジオインディを頼ろう
一口に宣材写真といっても、そこで着るべき服は職業ごとに全く異なるという事が分かりましたよね。
あなたのお仕事にふさわしい1着を選んで、ぜひ担当者の目にとまる宣材写真を撮影してみましょう!
少しでも不安がある方は、スタジオインディをご利用ください。