男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介
写真:柘植早紀

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ヘアメイクアーティスト

柘植早紀

ブライダルや舞台のヘアメイクを中心に活躍されるヘアメイクアーティスト。ヘアメイクにとどまらず、アイラッシュや着付け技術も兼ね備えており、インフルエンサーをはじめとした芸能ヘアメイクや、美容専門学校の非常勤講師もされ、スタジオインディでも証明写真のヘアメイクを担当されるなど幅広く活躍している。

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はじめに

こんにちは、スタジオインディの山本です!

日ごろ宣材写真を撮影させていただく中で、「実はけっこう衣装に悩んだんですよ」という男性のお客様が意外と多くいらっしゃいます。

たしかにユニフォームが特に決まっていない場合の服装選びは難しいものですよね。

宣材写真は長く使うものですし、特に新しく業界に入られる方は大いに悩むところだと思います。

そこで今回は、スタジオのスタッフがおすすめする「業界別の男性の宣材写真の服装」について解説します。

この記事でわかること

  • 業界別の宣材写真におすすめの男性ファッション
  • 男性が宣材写真の服装を選ぶ際の注意点

【業界別】男性の宣材写真におすすめの服装をインディスタッフが解説

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(1)

では早速、男性が宣材写真を撮影する際の服装について、次の業界別に解説を行います。

  • ・俳優/声優
  • ・タレント/芸人
  • ・歌手/アーティスト
  • ・モデル/アイドル
  • ・ダンサー/奏者

もちろんこだわりや打ち出していくイメージをお持ちでしたら、それに沿った服装を選んでいただくのが一番だと思います。

あくまでこれまで多くの方の撮影を通して得た、「一般論としてのおすすめ」であることをご理解いただければ幸いです。

【俳優・声優】男性の宣材写真におすすめの服装

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(2)

男性俳優や男性声優さんが宣材写真の服装を選ぶ際には「シンプルで清潔感のある服装」を選ぶことをおすすめします。

もちろん、売り出していく印象が既に決まっている場合は、それに伴った服装を選択してもよいでしょう。

特に事務所等からの指定がない場合は、ご自身の可能性を拡げるのに役立つ、シンプルで好印象な服装がおすすめです。

白Tシャツ+ジャケット

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(3)

ジャケット+クルーネック白Tシャツは鉄板中の鉄板コーデです。

キッチリしすぎず、カジュアルすぎないので、どんなシーンにもマッチできる服装です。

ジャケットの色味は原色系などの強い色味でなければ問題ありませんが、より無難な色を選ぶのであれば黒または暗めのネイビーを選ぶとよいでしょう。

カジュアルシャツ+デニム

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(4)

トップスはシンプルにカジュアルシャツ1枚でもOKです。

ジャケットに合わせるようなYシャツやドレスシャツだとビジネスマンに見えてしまうため、カジュアルなテイストのシャツを選ぶとよいでしょう。

ボトムスは自由度が高いですが、特にデニム合わせは飾らない素の自分を見せるスタイルとしておすすめです。

【タレント・芸人】男性の宣材写真におすすめの服装

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(5)

タレントさんや芸人さんの場合は、一貫したイメージを強く残すことが重要です。

舞台やメディア出演時で実際に着るユニフォームが決まっている場合は、その服装で宣材写真を撮影しましょう。

もしユニフォームが決まっていない場合は「明るく・印象に残る」服装をおすすめします。

大きめの柄シャツ

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大きめのドットシャツなどの「ポップな柄のトップス」を使用したコーデはおすすめです。黄緑や水色などの「明るいけど悪目立ちしない色味を選ぶと良いでしょう。

なお、トップスに目立つものを持ってきた場合は、ボトムスは控えめなものを合わせるとよいでしょう。

セットアップで調和が取れていれば問題ありませんが、上半身も下半身も主張が強い服を着てしまうと、アクの強い写真になってしまいます。

カラースーツや蝶ネクタイ

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(7)

特に芸人さんやキャラクターの強いタレントを目指す場合は、インパクトの強いカラースーツやカジュアルな蝶ネクタイがおすすめです。

こういった派手なコーディネートは、一目見ただけで明るさや親しみやすいイメージを与えることができますよ。

特に蝶ネクタイは可愛らしい印象を与えることもできるため、老若男女に愛される存在を目指す方におすすめです。

【歌手・アーティスト】男性の宣材写真におすすめの服装

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(8)

歌手やアーティストの方も、ライブやPV収録時などに着用する衣装があれば、それを着用するのが一般的です。

ただし「ユニフォームめいた服装はCDなどの楽曲ジャケット撮影時に着用する」という場合は、あえて宣材写真は私服で撮影するのもありですね。

同様に、ユニフォームが存在しない場合は、自分たちのイメージやコンセプトにあった服装を選ぶことをおすすめします。

同色セットアップのジャケット・パンツ

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(3)

上下同じ色のセットアップは、音楽のテイスト問わずアーティスティックな雰囲気を演出するのにぴったりの服装です。

色味や柄次第で幅広いジャンルやテイストのアーティストの方にご利用いただけます。

かわいらしいイメージであればパステルカラーなどのファンシーな色味、ハードテイストであれば黒っぽい色やレザーのセットアップ、など応用がききやすいスタイルです。

ゆったりめのニット+スキニー

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(9)

等身大な姿を表現したい場合は、ゆったり目のニットスタイルを選択するのもありです。

前述の通り、楽曲のジャケット撮影時はまたその都度衣装を選ぶので、幅広く使う写真はあえて飾らない格好を選ぶのもよいですね。

グループの方は使う着用するアイテムの種類や、色味のどちらかを揃えておくと、統一感を出せるのでおすすめですよ。

【モデル・アイドル】男性の宣材写真におすすめの服装

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(10)

モデルやアイドル志望の方は、容姿やスタイルをしっかりとアピールできる宣材写真を目指しましょう。

そのため、なるべくシンプルで体のラインが分かる服装を選ぶことをおすすめします。

Tシャツ+黒スキニー

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(11)

手足の長さや筋肉をアピールしたい方は、Tシャツ+黒スキニーのシンプルコーデがおすすめです。

腕が露出するアイテムとしては、ノースリーブのシャツやタンクトップもありますが、やや肉体派の印象が強すぎるのでTシャツが無難なところでしょう。

また言わずもがな、黒などの収縮色のスキニーは足の長さや全体的なスタイルのよさが際立つアイテムですね。

デザインとしては、視線の散るような柄のキツすぎるものは避け、体が目立つシンプルなものを選ぶことをおすすめします。

プルオーバーのニット+パンツ

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(12)

プルオーバーのニットは、特に中性的な印象の方におすすめのアイテムです。

シャツをレイヤードして襟を出せば、かわいらしさがプラスされ、より中性的な印象が強くなりますよ。

もちろん、シンプルで落ち着いたデザインのものを選べば、男性的な印象の方にも似合うアイテムです。

シャツなしでゆったり目のニット1枚で着れば、温かみのある雰囲気を出せますよ。

【ダンサー・奏者】男性の宣材写真におすすめの服装

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(13)

ダンサーや奏者の方は、パフォーマンス時に使用する服装で宣材写真を撮るのが一般的です。

ダンサーの方は、ダンスの一部を切り取ったような動きのある宣材写真を撮られる方が多いので、動きやすい服装での撮影をおすすめしています。

奏者の方は、少なくともジャケットを着用したフォーマルなスタイルで撮影するのが一般的です。

タンクトップ+レギンス

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(14)

ダンスのジャンル問わず、マルチに活用できる宣材写真が欲しい方は「タンクトップ」での写真撮影がおすすめです。

ポーズを取ったときの肩の筋肉の張り出しや、腕全体のしなやかさを写真に残しやすくなります。

またボトムスについても、レギンスなどフィット感が強く肉体美をアピールできる服装をおすすめします。

タキシード

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奏者の皆さんにはタキシードを基本的にはおすすめしています。

奏者の方の宣材写真は「上半身のみ+楽器」が一般的なので燕尾でなくても大丈夫ですが、タキシードに蝶ネクタイのクラシカルな装いが鉄板ですね。

ただしオケの団員でなくフリーで活躍される方は、あえてジャケットのみやシャツ、はたまたプルオーバーで撮影される方も増えてきている印象です。

ですがどちらにせよ、色味としては黒を基調とした重厚な写真をおすすめしています。

男性の宣材写真の服装選びで注意したいこと

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(16)

次に、男性の宣材写真の服装選びで注意したいポイントを3つご紹介します。

宣材写真の撮影で避けた方が良い服装

  • オーバーすぎるサイズ
  • 派手すぎる柄物
  • シワが目立ちやすい素材

もちろん、それぞれこだわりがあればご選択いただいても全く問題ありません。

あくまで一般論として、避けた方が無難な服装について解説します。

オーバーサイズの服装はNG!体のラインが分かるものを選ぶ

ビッグシルエットが流行って数年経ちますが、宣材写真の服装としてはオーバーすぎるサイズのアイテムはおすすめしていません。

特にスタイルがよい方の場合は、オーバーサイズの服装では体の線を隠してしまうため、アピールポイントを消すことにもつながります。

また、業界によってはだらしない印象を与えてしまう可能性もあります。

特にこだわりがなければ大きすぎるサイズは避け、ジャスト〜ゆったり目ぐらいに留めておくと無難でしょう。

派手すぎる柄物の服は逆効果

一部の強烈な印象を残す戦略が必要な業界を除いて、派手すぎる柄物は避けた方がよいでしょう。

特に俳優や声優の方は、もらえる役のイメージに影響を与える可能性があります。

売り出していくイメージやキャラクターが定まっていない場合は、将来の幅を狭めないプレーンな宣材写真をおすすめしています。

シワがつきやすい素材の服は避ける

綿(コットン)や麻(リネン)素材の服はシワがつきやすいのでおすすめしていません。

天然由来の素材は吸水性が高く、シワになりやすい特徴を持っています。せっかくイメージにピッタリの服装を選び抜いても、シワが目立つ宣材写真になっては台無しです。

衣装はスタジオへのお持ち込みか、着用していらっしゃるパターンがありますが、どちらも途中でシワがつくリスクをゼロにはできません。

シワになりにくいポリエステルやナイロンなどの化学素材の服を選ぶと安心感がありますね。

スタジオインディなら宣材写真の服装を相談できる!

男性の宣材写真に適した服装は?声優・タレントなど職種別のおすすめを紹介(16)

スタジオインディでは、宣材写真の服装をお悩みの方のご相談にも、喜んで対応いたします。

各業界の宣材写真を多数撮影してきたため、幅広い視点からご提案させていただくことが可能です。

コーデ全体のイメージや個別のアイテムのOK/NGなど、不安なことがあればご気軽にご相談下さい。

当日迷った場合は複数パターンの衣装をお持ちいただいてもOKです。

スタジオインディ宣材写真のおすすめポイントは?

スタジオインディの宣材写真には、以下の魅力があります。

スタジオインディで宣材写真を撮影するメリット

  • カメラマンとヘアメイクは全員プロ!経験や実績が豊富なスタッフが在籍
  • 職種や希望する雰囲気に合わせてヘアメイクを施してもらえる
  • 撮影中もその人の良さを引き出すアドバイスを受けられる
  • レタッチは隣で相談できるから仕上がりも安心
  • 最短5分の即日受け取りが可能だから急ぎの場合も安心
  • 納得がいかない場合の「再撮影・全額返金保証」付き

スタジオインディは、税込2万円以下で、オーディションや芸能活動に必要な宣材写真が揃いますよ。

全国14店舗が全て駅徒歩5分の距離にあり、来店しやすいのも魅力です。 宣材写真の撮影を考えている方は、ぜひお立ち寄りください。

まとめ

この記事では、男性の服装について、以下の内容を解説してきました。

この記事で解説してきたこと

業界別の男性宣材写真のおすすめの服装
└声優・俳優:シンプルで清潔感のある服装
└タレント・芸人:明るく個性的な印象を残せる服装
└歌手・アーティスト:楽曲やアーティストとしてのコンセプトに合った服装
└モデル・アイドル:ファッションセンスやスタイルの良さをアピールできる服装
└ダンサー・奏者:実際のパフォーマンスの印象につながる服装

まとめるならば「打ち出すべきイメージが決まっているならそれに沿った服装、決まっていなければ無難めな服装」がよいでしょう。

とはいえ特に初めて宣材写真を撮影される方は色々と不安かと思いますので、この記事が少しでもご参考になれば幸いです。

もしより具体的・細かいご相談があれば、ぜひスタジオインディにご気軽にご相談ください。